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ニーチェ、知への問い 幻冬舎ルネッサンス新書185
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ニーチェ、知への問い 幻冬舎ルネッサンス新書185

仲井幹也(著者)

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ニーチェ、知への問い 幻冬舎ルネッサンス新書185

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎メディアコンサルティング/幻冬舎
発売年月日 2019/08/01
JAN 9784344923713

ニーチェ、知への問い

¥880

商品レビュー

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2019/09/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

ニーチェはいつも二つの顔が折り重なるように見えている。一つの顔はナチスを焚きつけるかのようにも読める悪口をまき散らすルサンチマンに満ちたニーチェ。もう一つの顔は人の持つ可能性をどんな条件が引き出してくれるのか?をギリギリまで追い詰めようとする上を向いたニーチェ。 この二つの顔はどんな風に重なりあってるのだろうか?その疑問に対する一つの答えが、この本ではソクラテス/プラトンを素材して提示されてるように思う。 ルサンチマンに塗れた人間がルサンチマンの沼を嫌悪して、ルサンチマンから離脱しようとしてふたたび新しいルサンチマンに絡めとられていく―という難しい局面があるということが教えられる このことは思想にとってとても大切な蓄積なはずだ。新しい思想/哲学はニーチェが陥ったルサンチマンの陥穽から逃れるように編み上げていく必要があるはずだ。

Posted by ブクログ

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