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戦国時代 講談社学術文庫
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戦国時代 講談社学術文庫

永原慶二(著者)

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戦国時代 講談社学術文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/07/12
JAN 9784065165522

戦国時代

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4.7

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みんなの感想まとめ
  • 戦国時代
  • 社会変動
  • 大名戦略
  • 経済政策
  • 民衆生活
  • 戦乱の知恵
  • 歴史研究者
  • 必読の一冊
  • 革新と創造
  • 時代の変容

戦国時代という tumultuous な時代の全体像を、深い洞察と詳細な分析で描き出す本書は、歴史を学ぶ者にとって必読の一冊です。著者は、戦国大名の戦略や民衆の生活、経済の変化をバランスよく解説し、特に下部構造の重要性を繰り返し強調しています。荘園から大名領国制への移行や、地域社会の自律性が形成される過程を明らかにし、戦国時代の複雑な社会構造を理解する手助けをします。

また、著者の控えめで良心的な記述スタイルは、根拠のない憶測や誇張を排除し、信頼性の高い情報を提供しています。読み進める中で、戦国時代の革新と創造の側面や、地域社会の再編がもたらした影響を実感できるでしょう。時代を生き抜くための人々の模索や、経済政策、建築技術の発展が描かれ、戦国時代の魅力を余すところなく伝えています。挑戦的な内容でありながら、読者に深い知見を与えてくれる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/04/07

戦国時代 著:永原 慶二 解説:本郷 和人 出版社:講談社 講談社学術文庫 2573 良書、読みでがありました。古代から近世へ、その不連続点である中世の、最後の120年あまりを解説する書でした。 読み始めて、まず、思ったことは、石高や、年貢、兵力等、10万にも及ぶ数字の羅列が...

戦国時代 著:永原 慶二 解説:本郷 和人 出版社:講談社 講談社学術文庫 2573 良書、読みでがありました。古代から近世へ、その不連続点である中世の、最後の120年あまりを解説する書でした。 読み始めて、まず、思ったことは、石高や、年貢、兵力等、10万にも及ぶ数字の羅列が並んでいる。 調べてみると、九九や、算木は、飛鳥時代に、そろばんは、実にこの戦国時代に渡来しているようです。 江戸時代に和算という微積分が普及していることをみると、日本人のこの数字好きの文化が築かれたのはこの時代ではないかとおもってしまう。当時の領国は、実に細かく所領を管理していたようです。 年貢も五公五民とか、現代も社会保障を含めるとほぼ同率に落ち着いている。これも現代では、小数であり、分数である。定率の評価と地域や産物ごとに、利率を変えていることでバランスをとっていたことも驚きでした。 農業や、工芸などの生産性が飛躍的に向上し、相対的に豊かになったことで、社会の構造が大きく変わっていくのが、この戦国時代であり、各産業別の人口や所在を把握していたことも、例として示されていました。 また、ボルトガルとの南蛮貿易や、明代の後期の倭寇などが語られているが、驚いたのは、鉄砲とともに、木綿もこの時期に日本にもたらされていることでした。1600年以降に日本でも栽培されることになるのだが、木綿って平安時代から行き渡っていたように誤解していました。 さらに、一向一揆にしても、武士、農民、商人らが、領主を倒して、自治を手に入れること、これってフランス革命のような市民革命だよねとおもってしまう、しかも各地にその考えが飛び火していくのは、革命の輸出であって、ヨーロッパのそれと何ら変わりがない。領国支配と平行して、政治システムの移植も行われていたのです。 戦国時代とは、応仁元年(1467)応仁の乱の開始より、天正元年(1573) 織田信長が、足利将軍義昭を追放するまでの、107年と記しています。 その後、信長が、本能寺の変で倒れるのが1582年、秀吉が北条氏を小田原征伐で倒し、まさに天下統一するのが、1590年になります。 68州を束ねる足利幕府は、各地に探題や公方などの役所を置いたが、奥州探題、蝦夷探題を含めて、北海道までを俯瞰していたことには、感心しました。 戦国前期は、地域紛争に過ぎなかった戦争も、後期は、万という兵を自在に動かす、大規模なものとなっていきます。兵站と機動力、なにより、天下統一には、兵農分離と、各地の経済力を把握するために検地がその背景となっています。 また、三好長慶の時代の天下とは、畿内のことをいったようですが、織豊の時代には、まさに、日本全体を示すようになっていました。 弱小だった織田軍が、天下布武を実現できたのは、優れた武器と圧倒的な物量を背景とした力、そして一向宗を大量殺戮したにも関わらず、新しい秩序を打ち立てるために理想があったからではないでしょうか。 軍事、領国経済、人心掌握と、まさに、大名はさまざまな要素を掌握しなければなりません。まさに、人が戦国時代を作ったことがわかります。 全体として、本書は、おおむね、3つのテーマで時代を見ていると思います。 ①社会状況 ■惣・一揆 ■軍事 ■領国経済 ■都市、商人 ■南蛮貿易 ■大名国家と日本 ②地域概報 ■関東・東北戦 ■中国・四国戦 ■九州戦 ■畿内戦 ③織田信長による天下統一 ■清州から畿内へ ■一向一揆と本願寺 ■天下布武 ■まとめ 日本史上の戦国時代 目次 はじめに -動乱と革新の世紀 戦国時代の開幕 惣・一揆と下克上の社会状況 「世界史」の成立と新技術 関東・東北の争覇戦 中国・四国の戦い 軍事力の構成 領国経済体制 都市と商人 九州の情勢とキリシタン大名 畿内政権と京・堺 大名国家と日本国 織田信長の進出 一向一揆と本願寺 「天下布武」 おわりに -日本歴史上の戦国時代 あとがき 参考文献 解説 年表 索引 ISBN:9784065165522 出版社:講談社 判型:文庫 ページ数:504ページ 定価:1690円(本体) 2019年07月10日 第1刷発行

Posted by ブクログ

2023/03/10

日本中世史の「良心」こと永原慶二による、戦国史の決定版。『戦国時代』という無骨なタイトルに500ページ近いボリューム、そして淡々とした記述と、読み進めやすい本では決してなかったが、読了コストの大きさに見合うだけのものは得られたと思う。 巻末にある本郷和人の解説が秀逸。これから読...

日本中世史の「良心」こと永原慶二による、戦国史の決定版。『戦国時代』という無骨なタイトルに500ページ近いボリューム、そして淡々とした記述と、読み進めやすい本では決してなかったが、読了コストの大きさに見合うだけのものは得られたと思う。 巻末にある本郷和人の解説が秀逸。これから読む方は、先にこちらから読むとよいだろう。曰く、控えめで良心的な記述が本書の特徴。70年代、網野善彦はじめ「四人組」が華々しく活躍した中世史ブームにあって、先輩にあたる永原は彼らのやらない地道な研究を一手に担った研究者という位置付けがなされている。 これを踏まえて本文を読むと、なんと「良識ある」記述がなされていることかと驚きを禁じえない。(あえてこういう書き方をするが)本の売り上げばかりを気にする学者にありがちな、根拠のない憶測や不必要に誇張された表現などは一切なく、どこまでも堅実に「書くべきこと」だけを書き、稀に色を出すにしてもほんのわずか控えめに自らの見解を述べるに留まる。それでいて物足りなさがあるかといえばむしろ逆であり、教科書のような詳細な章立てに従って整然となされた記述は質・量ともにあまりに分厚い。そういう意味で「完璧な本」であり、いち読者としてはただただ頭の下がる思いである。 また、本郷によると「科学的で穏やかな唯物史観」ももう一つの本書の特徴。戦国時代の通史というと、専ら戦国武将による各地域の覇権争いを描き、補足的に経済や社会の動向に触れるような形がまず思い浮かぶが、本書では両者に同程度のページ数が割かれており他に類を見ない網羅性を備えている。 その中でも経済構造の変化や百姓と地侍の関係、一向一揆の変容などのいわゆる下部構造についての記述は特に手厚く、下部構造こそが時代を動かす究極的な要因であることが(これもまた、控えめにではあるが)繰り返し述べられる。 総じて、戦国時代に対する充分過ぎるほどの知見と、戦国時代にとどまらない良質な歴史観をもたらしてくれる本。読み通すのはなかなか大変だが、挑戦する価値は十二分にある本だと思う。

Posted by ブクログ

2021/04/18

荘園公領制から大名領国制の移行は、自律性の強い郷村共同体を土台にして形成された。 荘園では農民の自律性が養われなかったが、戦国時代を機に本当の地域社会が作られた。

Posted by ブクログ

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