商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/07/11 |
JAN | 9784065165416 |
- 書籍
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密室を開ける手 KZ Upper File
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密室を開ける手 KZ Upper File
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
祖父が死んだけど悲しめない自分を自ら貶める上杉。そんな時、父がシャツに血痕付けていたことを知り、祖父の若い頃のこと、自分が小さい時に頭に怪我をさせた同年代のタズという少女のこと、母が父の浮気を疑っていること(頻繁に長崎へ行っている)など様々な謎が絡まるのを解いていく内容です。 K...
祖父が死んだけど悲しめない自分を自ら貶める上杉。そんな時、父がシャツに血痕付けていたことを知り、祖父の若い頃のこと、自分が小さい時に頭に怪我をさせた同年代のタズという少女のこと、母が父の浮気を疑っていること(頻繁に長崎へ行っている)など様々な謎が絡まるのを解いていく内容です。 KZメンバーは若武、黒木、小塚が登場。アーヤらしき人物のことは141ページで回想されます。高校で半年のドイツ留学か。その間のタラシ込み話読みたいな…。 さてさて、この本は祖父が通ってきた第二次世界大戦中の日本と、当時の能力あふれる若者の夢や希望が潰える様が書かれます。そこで生まれた歪んだ希望を叶える能力や財力があったらなにをやってしまうのか。 法律スレスレ…。倫理的には完全アウトかな。バレたら社会的抹殺なのでは。全体的に暗い内容でした。妊娠などの話は出てきますが、ギリギリ小学校可?かな。でもKZのキュンキュンした感じで読むとビックリしちゃうかも。
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頭は良いけど人間関係に希薄な男子高校生が、祖父と父という人間を分かろうと謎を解いていくミステリー。 ただ単に謎を解くだけでなく、家族や友人との人間関係、過去や未来のこと、自分自身を見つめ直すこと、自身を成長させていく思考が散りばめられて、彼の成長が微笑ましく頼もしくさえ感じられた...
頭は良いけど人間関係に希薄な男子高校生が、祖父と父という人間を分かろうと謎を解いていくミステリー。 ただ単に謎を解くだけでなく、家族や友人との人間関係、過去や未来のこと、自分自身を見つめ直すこと、自身を成長させていく思考が散りばめられて、彼の成長が微笑ましく頼もしくさえ感じられた。 どんな結末が待っているのか知りたいと同時に、彼と父との関係がどうなるのかも知りたくて、読み進めるペースがどんどん上がっていった。 最後はやはり、温かい気持ちになった。
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発売年度で矛盾が生じているのかもしれないけど、上杉家の話を知った黒木くんはどう思っていたのかが気になった。
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