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魔女の子ども
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魔女の子ども

ケリー・バーンヒル(著者), 佐藤見果夢(訳者)

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魔女の子ども

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 評論社
発売年月日 2019/07/10
JAN 9784566024649

魔女の子ども

¥1,760

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2020/04/12

製材所で働く父親と「魔女」と呼ばれる母親とともに王国の外れの辺鄙な村に暮らすネッドは、小さい頃双子の兄弟タムを河の事故で亡くして以来、目の輝きが失せ、口がきけなくなり、「だめな方の子」と呼ばれるようになった。母親が使う魔法は、普段は家の地下の壺に入っているが、危険で取り扱いの難し...

製材所で働く父親と「魔女」と呼ばれる母親とともに王国の外れの辺鄙な村に暮らすネッドは、小さい頃双子の兄弟タムを河の事故で亡くして以来、目の輝きが失せ、口がきけなくなり、「だめな方の子」と呼ばれるようになった。母親が使う魔法は、普段は家の地下の壺に入っているが、危険で取り扱いの難しいものだった。 母親が、巡行時に体調を崩した女王の命を助けたために、城に招かれ留守にした際、魔法を盗みに山賊が現れた。父親を囚われたネッドは、危険を覚悟で魔法を自分の身につけるが、山賊に囚われる。 一方母親は、女王に謁見した際、女王が毒入りのお茶を飲んで倒れる場に遭遇したために女王暗殺(未遂?)の罪に問われてしまう。 腕のいい漁師の母親に育てられた少女アインは、母親が、だめな方の子とアインがお互いに命を救いあう、と言い残して死んだ後、目玉模様の石のペンダントを身に着け人が変わったようになった父親と森で暮らすようになるが、父親は山賊らしいと感じ始める。 懸命に魔法を扱おうと格闘するネッドと、不本意ながら彼を助ける少女アインの冒険を描くファンタジー。 *******ここからはネタバレ******* 何度も読むのを止めたいと思いながら、それでも、最後まで読んでからじゃないと感想を言えないから、と我慢して読んだ作品。 ファンタジーの世界が、安心して浸れる程しっかりしていないので、読みながら不安になる。 双子の片方の魂を無理やり縫い付けられたために「だめな方の子」になってしまったネッド、 わがままでおしゃべりな魔法、 魔法をもたらした巨石……。 設定が複雑で説明が多く、多重人格的な魔法は、都合よく物語を運ぶためではないかとさえ思える。 各章が数ページと短く、そのたびに物語の視点が変わるので、集中しにくい。 ラストの、急に現れたアインとともに父親に置き手紙ひとつで家を出てしまうネッドはおかしい。しかもその手紙の内容が「海へ!海へ!海へ!」だけ。これでどうして父親は「充分理解できた」の?なんの伏線もないように感じたけれど。 色々なエピソードが、行き当りばったりに組み合わされているようで、どうしても物語に浸ることができませんでした。 中学生以上向けには珍しいファンタジーだけに残念です。 私には受け入れがたい本なのでどなたにもオススメしませんが、読むなら高学年以上でしょう。

Posted by ブクログ

2019/08/31

ネッドの母親は魔女で、村人を助けるためにだけ魔法を使う。ネッド自身はある出来事のせいで、言葉を話すことが難しい。ある日、母親の留守中に、山賊が魔法を盗みにやってきた。ネッドは魔法を守るために、ある決意をしたのだが…。魔女の子どもネッドと山賊の子どもアインの二人が出会い、魔法をめぐ...

ネッドの母親は魔女で、村人を助けるためにだけ魔法を使う。ネッド自身はある出来事のせいで、言葉を話すことが難しい。ある日、母親の留守中に、山賊が魔法を盗みにやってきた。ネッドは魔法を守るために、ある決意をしたのだが…。魔女の子どもネッドと山賊の子どもアインの二人が出会い、魔法をめぐる冒険が始まる! 魅力的な魔法世界と息をつく間もない危機と勇気。最後まで一気に読んでしまうファンタジー。

Posted by ブクログ

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