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観光公害 インバウンド4000万人時代の副作用 祥伝社新書574
924円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2019/07/01 |
JAN | 9784396115746 |
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観光公害
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観光公害
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商品レビュー
3
8件のお客様レビュー
オーバーツーリズムに興味があって読んだが、国内、海外の事例を長々と紹介しているのみで、示唆が少なかった。
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コロナ禍で「ちょっと一服」感もあるが、少し前までしきりに騒がれていたのが本書のタイトルにもある『観光郊外』だ。 本書は世界各地の有名観光地で起こっている観光郊外や外国人排斥運動などを取り上げている。確かに深夜まで騒がれたり、むやみやたらとカメラを向けられたりした、怒りたくも...
コロナ禍で「ちょっと一服」感もあるが、少し前までしきりに騒がれていたのが本書のタイトルにもある『観光郊外』だ。 本書は世界各地の有名観光地で起こっている観光郊外や外国人排斥運動などを取り上げている。確かに深夜まで騒がれたり、むやみやたらとカメラを向けられたりした、怒りたくもなるだろう。 観光スポットからほど近い住宅街に住んでいるので、食べ歩きのゴミのポイ捨てや、自宅敷地内への立ち入りも経験した。「インバウンドはよろしくない!」と思っていたら、コロナ禍で日本人観光客ばかりになった今でもポイ捨ては続いている。 「富士山麓では、自然環境の保護のために人の出入りを禁止したら、かえって産業廃棄物の不法投棄が増えたという例もある」というくらいだから、日本人の民度も、訪日外国人と大差ない。 観光都市兼住宅地で難しさを感じるのは、利害関係者のコンセンサスが取りづらいこと。 京都や鎌倉は、観光で食っている会社や従業員がいる一方で、住まいとして寝に帰るだけのビジネスマンも多く暮らしている。昨今は東京や大阪の大手資本も入ってきて、地場の事業者と揉めたりもしている。 古くからの住人は、観光公害に怒っているのだが、観光地だからこそ魅力を感じて若い人が引っ越してきたり、洗練された飲食店や店舗が新しくできたりもする。 マーケットが大きければ大きいほど、カオスになりがちで、行政もあっちを立てればこっちがたたずでかじ取りが難しい。江ノ電の社会実験じゃないけれど、いろいろ試行錯誤しながらやっていくしかないのだろう。
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日本特有になっているオーバーツーリズムに対し、他国での市民との共存した施策は非常に興味深い。 これが新たなビジネスチャンスになるであろう側面もあるので、興味深い1冊でした。
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