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クジラアタマの王様
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クジラアタマの王様

伊坂幸太郎(著者)

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クジラアタマの王様

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2019/07/09
JAN 9784140057063

クジラアタマの王様

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商品レビュー

3.6

452件のお客様レビュー

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2026/06/13
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※このレビューにはネタバレを含みます

Audibleでは初の伊坂幸太郎。 久しぶりの伊坂幸太郎、最初はうーんなんの話?と思っているのにだんだんハマっていって最後は大満足となる。これこれって感じ。 固有名詞の出し方が絶妙で、あくまで主人公はひとりの人間なんだなって思う。 マシュマロのお菓子の商品名は最後まで出てこないのに、急にパスカがスマホに取って代わる。 担当じゃないからなのか、ヒジリも商品名はぎりぎり出さない配慮なのか。 ヒジリのグループ名は出てこないのに、所属事務所の名前は出てくる。岸くんの興味というか、覚える必要がそっちにしかないんだな。 田中が社長。 栩木さんが社長になるのは夢がある。 確かに血筋はよいと言及されていた。 前半よくわからないくらいマシュマロが翻弄されていたのは、栩木さんも夢で戦って買ったり負けたりしていたんだろうな。 治療薬が注射じゃなく錠剤というの、保管のしやすさを考慮してると思うから下調べをされてる安心感がある。 サメオカさんのように、わたしも仕事を放り投げたい。 仕事ってそういうのありなんでしたっけ?

Posted by ブクログ

2026/06/08

「何かあってから考えたらいい」 騒がしい空気からそっと離れて、ハシビロコウのように佇む。 パンデミックであたふたする様子が、コロナ禍の「前」に書かれていた、という点にはやっぱり驚かされる。 あの時期、感染した人がまるで重罪を犯したかのように責め立てられたり、あちこちで犯人探し...

「何かあってから考えたらいい」 騒がしい空気からそっと離れて、ハシビロコウのように佇む。 パンデミックであたふたする様子が、コロナ禍の「前」に書かれていた、という点にはやっぱり驚かされる。 あの時期、感染した人がまるで重罪を犯したかのように責め立てられたり、あちこちで犯人探しや疑心暗鬼が始まったりした。日本人は何も変わっていないし、進歩もしていない。 何か大きな問題が起きると、世間があたふたとして、とたんにギスギスし始める。そういう「嫌な空気感」が、物語のあちこちに妙にリアルに描かれている。 あの狂乱の最中、周囲に踊らされることなく、ただ傍観していた者にとっては、世間の姿がどう映っていただろうか。 世間は「何かあったらどうするんだ」と先々の不安に怯えて、勝手に身動きが取れなくなったり、他人を攻撃したりする。だけど、そんなごちゃごちゃした騒ぎに付き合う必要はどこにもない。「何かあったら、その時になってから考えたらいい」のだ。そのくらいの覚悟で構えている方が、ずっと自分を見失わずにいられる。 作中に出てくる「動かない鳥(ハシビロコウ)」は、まさにその象徴に見える。 周りがどれだけ騒がしくても、煽られず、飛びつかず、ただじっとそこにいる。 まわりの騒音に流されず、自分のスタンスを貫けばいいのだと、静かに腹をくくらせてくれたような気がする。正に「クジラアタマの王様」である。

Posted by ブクログ

2026/05/28

これは、面白いのかと言われるとよくわからない。だけどなぜか読み進めるてしまう。そんな不思議な引力があって、読後もその余韻が恐ろしく長く続く。いまだに面白かったのかわからないけどすごく印象に残ってる。今も頭の片隅でハシビロコウがじっとこっちをみている感じ。

Posted by ブクログ

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