商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2019/06/22 |
JAN | 9784000229678 |
- 書籍
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『こころ』異聞
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『こころ』異聞
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商品レビュー
4.6
5件のお客様レビュー
はじめて「こころ」を読んだのが中学3年生のときでした。この本を読んで、自分がいかに読めていなかったのかを痛感しました。「私」「先生」「K」そして「お嬢さん」の「こころ」を、鍵語や書に書かれていないことからも含めて、深く幅広く解釈される様は、まるで謎解きを読むかのようで、「こころ」...
はじめて「こころ」を読んだのが中学3年生のときでした。この本を読んで、自分がいかに読めていなかったのかを痛感しました。「私」「先生」「K」そして「お嬢さん」の「こころ」を、鍵語や書に書かれていないことからも含めて、深く幅広く解釈される様は、まるで謎解きを読むかのようで、「こころ」がした。
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夏目漱石の「こころ」は、国文学の中でも数多くの論文が出ている。 そのほとんどは、「先生」と「K」を中心に読み解くものがほとんどだ。 しかし、本書は、「私」に焦点を当て、読み解いていく。 “「私」はいつ語り始めたのか”という問題提起があり、読み進めていくうちに、こういう解釈...
夏目漱石の「こころ」は、国文学の中でも数多くの論文が出ている。 そのほとんどは、「先生」と「K」を中心に読み解くものがほとんどだ。 しかし、本書は、「私」に焦点を当て、読み解いていく。 “「私」はいつ語り始めたのか”という問題提起があり、読み進めていくうちに、こういう解釈もあるのだな、と。 新たな発見と知的好奇心をくすぐられた。 やはり、夏目漱石の『こころ』は、何回読み終えても、終わらないのである。
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静に対する見方に、一番はっとさせられた。 彼女は、「私」だけでなく、「K」の心の殻を溶かしたということに。
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