振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本

ぐっどうぃる博士(著者)

• 販売会社／発売会社: SBクリエイティブ
• 発売年月日: 2019/06/24
• JAN: 9784797395211

商品レビュー

2024/12/22

（本書を手に取ったきっかけ）
本書を手に取ったのは、「振り向いてくれない彼」を夫に見立てた場合、自分の考え方や行動に何か新しい気づきが得られるのではないかと思ったからです。また、恋愛だけでなく職場の人間関係にも応用できるかもしれないと思い、興味を持ちました。

（心に残ったフレーズ）
・人は、罪悪感を与える相手を嫌いになります。自分を悪者にする相手を嫌います。
・経験の良し悪しは、その経験の「ピーク」（山の頂点と谷底）と「エンド」（終了）の感情に左右される
・「彼の意向に従えば従うほどいい」「あっさりと別れれば別れるほどいい」
・人間関係において理由や正当性は重要ではありません。重要なのは、彼があなたをどういう人物だと思っているか、それだけです。
・自己満足にしかならないことは、すべてしないでください。
・人の好き嫌いとは、行為そのものでは決まりません。その人の言動からどんな人格を感じ取るかで決まる
・長い沈黙により悪い印象を忘れさせ、いいブランディングを積み重ねていくということ
・男性は「サバイバルスキル」と「ケアスキル」の両方を女性に認めてほしい
・中途半端に別れることや、中途半端に沈黙することは、多くの女性ができることでしょう。完全にやり遂げることが難しい
・人はみな相手の自己主張など必要としていません。
・恋愛関係において、正義や道理などは無意味なのです。
・恋愛関係において、どちらが悪いか、どちらが正しいかなどどうでもいい
・相手の心をつかんだほうが、相手を思い通りにできる
・相手の考え、価値観、言葉を、時間軸を無視して理解する人は、現実が把握できないでしょう。
・人の心が変わるのに時間がかかることも知っておく
・言葉には、言葉そのものの意味と、相手を動かす意図があります。
・言葉をうのみにする女性は、彼の意図に操られる
・彼が何をするかは彼が決めることで、あなたが決めることではありません。
・不測の事態はいつでも起こるため、そうなっても彼がいずれあなたのもとに帰ってくるように、あるいは、永久の別れとなってもあなたが後悔しないように、目の前の彼を大切にして、いつかは別れるかもしれないという覚悟を、心のどこかに持っておく
・足るを知り、今持っているものに感謝し、「彼のいいところ、ダメなところ」も含めて、それらすべてが彼なんだと受け入れることで、平穏で長続きする恋愛関係でいられるでしょう。
・すべての関係はどんどん変わっていく。
・あなたを幸せにできるのはあなたしかいないということを知っておいてください。彼に幸せにしてもらおうとしないことです。
・人には変えられない因果律があって、その因果律を認めて受け入れれば、今度は変えられる部分に目が向き、恋愛や人生を良い方向に変えられるのです。
・彼をモノやサービスと考えず、仲間（人）と思うことをすすめます。そうすることで、彼もあなたを大事な人として扱い、ふたりで幸福になろうとするでしょう。

（感想）
本書を読んで、相手との良好な関係を築くためには、まず相手の心を理解し、自分の考えを押し付けないことが大切であると改めて実感しました。特に「恋愛関係において正義や道理は無意味」というフレーズが印象的でしたが、よく考えてみると、これは恋愛に限らず職場や家庭の人間関係にも通じる真理だと感じました。
振り返ってみると、私自身、職場でも家庭でも、自分の正しさを相手に押し付けようとして、結果的に付き合いにくい人間になってしまった場面があったのではないかと思います。この本を通じて、「柔軟な考え方を持つこと」が円滑な人間関係を築くために必要不可欠だと気づかされました。
また、印象的だったのは「長い沈黙による再ブランディング」という考え方です。相手に与えた悪い印象を払拭し、新たなイメージを築くためには、沈黙という時間を味方にし、根気よく努力する必要があるのだと学びました。特に家庭では、日々の積み重ねが大切なだけに、これをやり遂げるには相当な覚悟が必要だと感じますが、「変えられる部分に集中」して、人間関係をより良いものにしていきたいと思います。

2024/11/23

恋愛したいのかわからなくなった笑
色々頑張んないといけないんだなって感じ、、、
そこまでして付き合いたいほど素敵な人いなくね？