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日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象
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日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象

足立加勇(著者)

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日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 現代書館
発売年月日 2019/06/01
JAN 9784768458501

日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象

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2019/10/24

タイトルを見て(日本のマンガやアニメって、そんなに戦っているかしら?)と思いましたが、意識的に思い起こすと、結構戦っています。 戦う作品が主流と言えないこともないですね。 あまりになじみがありすぎて、戦闘モノと意識していない作品がほとんどでした。 「宇宙戦艦ヤマト」は壮大なスペ...

タイトルを見て(日本のマンガやアニメって、そんなに戦っているかしら?)と思いましたが、意識的に思い起こすと、結構戦っています。 戦う作品が主流と言えないこともないですね。 あまりになじみがありすぎて、戦闘モノと意識していない作品がほとんどでした。 「宇宙戦艦ヤマト」は壮大なスペースオペラですが、子供のころに観たため、ストーリーが難しすぎて、よくわかっていませんでした。 あの作品は、日米対戦をベースにしたものだったんですね。 大勢の人々を救うために個人の命を犠牲にするとは、あまりにむごいと思いましたが、あれは特攻隊がベースになっていたんですね。 日本のお家芸ともいえる美少女キャラものは、「美少女戦闘もの」というくくりになるとのこと。 以前は、一つの作品にヒロインは1,2人でしたが、80年代後半ごろから大勢の美少女が登場する作品が増えてきました。 そのようにアニメの美少女キャラがグループ化したことの影響を受けて、実際のアイドルにもその体制が導入され、おニャン子クラブやAKBが発生したのかもしれません。 美人の顔は共通性が高いため、美少女が大勢登場すると、顔がみんな同じになってしまうとの指摘。 たしかに、セーラームーンやエヴァに登場する女性たちは、みんな同じ顔だということがわかり、驚きました。 服装や髪形、髪の毛の色で、ずいぶん違って見えていましたが、注意してみると、みんなそっくりの顔をしていいたことにビックリ。 なかなか本格的で難解な内容。 大学の博士論文の単行本化かもしれません。 自分の知らない作品も紹介されていたため、ピンと来ないところもありました。 専門的だったため、わかるところのみの理解となりましたが、全編を通じて深い考察がなされていました。

Posted by ブクログ