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命に国境はない 紛争地イラクで考える戦争と平和 岩波ブックレット1002
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命に国境はない 紛争地イラクで考える戦争と平和 岩波ブックレット1002

高遠菜穂子(著者)

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命に国境はない 紛争地イラクで考える戦争と平和 岩波ブックレット1002

682

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2019/06/01
JAN 9784002710020

命に国境はない

¥682

商品レビュー

5

3件のお客様レビュー

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2020/05/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

2004年、イラクのファルージャで人質となった高遠菜穂子さんの著書。イラク戦争の経緯と今に至るまでの報復の連鎖が分かりやすく語られている。高遠さんを拘束した地元の武装勢力の人々との会話を読むと、自己責任論でバッシングする日本人より遥かに人間性がある気がする。著者が語るように、武装勢力には殺されず、武器を持たない同胞に殺された、という感じ。 全部アメリカの言いがかりが悪いんじゃないか、という気がしてくる。そしてそれに乗っかるだけで検証しない日本。情報鎖国の日本。日本人には、軍事大国となりはてた日本の姿が見えていない。報道されず、知らない人々。イラク戦争を知らない若い世代は、一昔前よりも戦争を身近に捉え、ワールドワイドに活動するチャンスがあり、知りさえすれば状況を変えていくエネルギーに溢れているという。日本が軍事国家と化したからこその当事者意識もあって逆説的だが、私も彼らに期待したい。

Posted by ブクログ

2020/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あんなに「自己責任」と責められたのに・・・ ほんとにしっかりした思いを持ってイラクにかかわっていらっしゃる。 「自衛隊」という言葉がなくて所詮、「軍隊」だととらえられる。 長い間、平和の国、軍隊を持たない国と思われていた日本が一瞬でそうじゃなかったと思う絶望感、支援に入っていた人々はほんとにつらかっただろう・・・ ISがなぜ生まれたか、そのあたりもわかりやすかったし、今も地獄にあるイラクの人々になにができるのだろうか・・・ 深く考えなければと思う。

Posted by ブクログ

2019/07/06

2019年7月5日(金)に龍谷大学図書館深草で借り、同日読み始め、翌6日(土)に読み終える。伝聞や主観による記述の多いエッセイといった感じ。 69頁に紹介されているアルジャジーラのドキュメンタリー番組『平和主義者の戦争』(The Pacifist War)はYouTubeのAl...

2019年7月5日(金)に龍谷大学図書館深草で借り、同日読み始め、翌6日(土)に読み終える。伝聞や主観による記述の多いエッセイといった感じ。 69頁に紹介されているアルジャジーラのドキュメンタリー番組『平和主義者の戦争』(The Pacifist War)はYouTubeのAl Jazeera Englishチャンネルの下記のアドレスで視聴可能。https://www.youtube.com/watch?v=TyuqgqR5ICE

Posted by ブクログ

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