商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2019/06/13 |
JAN | 9784478108376 |
- 書籍
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ノーサイド・ゲーム
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ノーサイド・ゲーム
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商品レビュー
4.3
211件のお客様レビュー
トライした先が素敵なものであったり。 そうではなかったとしても。 トライするまでの努力や真っ直ぐな気持ちは、この先続く何度とあるトライに必ず力や勇気になってくれるんだろうと思いました。 爽やかな作品ですね。
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押しも押されもせぬ大人気作家の池井戸潤、自分も大好きです。 この作品はお得意パターンの企業+スポーツで、個人的に最強の大好物です。ドラマも観るくらいハマって、めちゃめちゃアツくなれました。オススメ。
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- ネタバレ
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「ひとりはチームのために、チームはひとりのために。素晴らしい言葉だろう。ラグビー選手は、チームのためにひたすら献身し、そしてチームも選手も見捨てない。組織とはそうあるべきだ」 いま自分たちが抱えている問題はなにか。なにをしなければならないか。批判は誰にだってできる。肝心なことは、行動を起こすことだ。 君嶋「大事なのは、どうあるべきかを正しく判断することだ。誰でもわかる当たり前のことなんだよ」 多英「だけど、その当たり前のことが難しい。それがわかるのは、君嶋さんの才能だと思います」 柴門「こっから先はあいつらが考えて判断するしかない。監督や戦略の責任にするのか、何とかしようと踏んばるのか、それはあいつらが決めることだ。百パーセント確実なものはない。何を信じるかだ」 生涯の友情、思いやり、高潔さ、勝利へのあくなき執念。これこそが、七尾がラグビーというスポーツから贈られた最高のギフトだ。グランドの中だけでなく、人生に通用する原理原則である。 君嶋は語りかけた。「長く事業をやっていれば、いいときも悪いときもある。そうした事業の浮き沈みに振り回されるのは、起業スポーツにとってのいわば宿命だ。起業のスポンサードを得て活動する以上、起業が抱える様々な事情で、活動休止のリスクは必ず存在する。安穏として、ラグビーだけをやっていればいい気楽な環境なんて、世の中のどおを探してもない。これから先もないだろう。我々は社会人としての責任を常に背負ってここにいる。我々に必要なのは、変化する環境に対応し、そして常に逆境を乗り越える精神力んだ。どんな状況だろうと負けない気持ちの強さだ。そういう精神力を持ったチームだけが生き残り、強くなれる。そういうものあと思う」 君嶋は訴えた。「日本蹴球協会という不運な組織が管理していることが問題なんです。サッカーにせよバスケットボールにせよ、スポーツの改革成功事例は多くあります。そこに必要なリーダーが現れれば、日本のラグビー界は必ず変われる。きっと強くなれる。そう思います。目先のコストではなく、ラグビーというスポーツの本質にご理解をいただけませんか。我々はいま本気で優勝しようと頑張ってるんです。お願いですから、将来を閉ざさないでください。この通りです」
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