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ハスキーなボクのユウウツ
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ハスキーなボクのユウウツ

ジャスティン・セイヤー(著者), 海後礼子(訳者)

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ハスキーなボクのユウウツ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩崎書店
発売年月日 2019/05/18
JAN 9784265860456

ハスキーなボクのユウウツ

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2020/06/08

12歳の男の子デーヴィスの目下の悩みは、幼なじみの親友のバースデーパーティに誘われなかったこと。他のみんなとちょっと違う? そんな自分に戸惑い悩むデーヴィスの夏。 デーヴィスは太めの体型(ハスキー)を気にしていて、オペラが大好きなんだけど周りのみんなは興味を示してくれなくて、ク...

12歳の男の子デーヴィスの目下の悩みは、幼なじみの親友のバースデーパーティに誘われなかったこと。他のみんなとちょっと違う? そんな自分に戸惑い悩むデーヴィスの夏。 デーヴィスは太めの体型(ハスキー)を気にしていて、オペラが大好きなんだけど周りのみんなは興味を示してくれなくて、クールな男子が話していることに興味が持てず、携帯電話も持っていない。そんな自己評価の低い男の子。ばあちゃんは口うるさくて、仕事が忙しいママには新しい恋人ができたみたいで、大好きなじいちゃんはもういない。親友の女の子ソフィは最近別の子とばかり遊んで、女の子だけのパーティをしようとしている。みんな変わってしまって、自分だけのけ者にされて置いてけぼりにされてしまう。 そんなデーヴィスの気持ちがよくわかり、共感して胸がぎゅうってなってしまいました。でもデーヴィス視点で書かれてるのに、デーヴィスが気付いていないことに読んでいて気付かされます。ばあちゃんもママも友達もばあちゃんの友達もママの恋人も、みんなデーヴィスのことが大好きだってこと。変わらなくてもそのままのデーヴィスが大好きだってこと。 そのことをデーヴィスに伝えてあげたい。ハグして大丈夫だよと伝えたい。そんな気持ちになりながら読んでいました。 最後デーヴィスは大人たち相手に感情を爆発させてしまいます。でも大人たちはそんな爆発した感情まるごとデーヴィスを受け止めてくれます。ばあちゃんはしっかりと叱りながら、ママは自分にもそんな時期があったと伝えながら、ママの恋人は笑顔とともに、デーヴィスに大好きだよと伝えてくれます。 これからまだまだデーヴィスは悩んでいじけて戸惑いながら成長していくのでしょう。本国では続編も出ているのだとか。ああどうか日本でも翻訳出版されますように。

Posted by ブクログ

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