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半藤一利 橋をつくる人
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半藤一利 橋をつくる人
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
【かつて橋の技師になることを諦めはしましたが,今を生きる人と昭和史のあいだに橋を架ける仕事を俺はしているんだ――なんて言うと,こじつけになるでしょうか】(文中より引用) 昭和史の第一人者としても名高い半藤一利が自身の生い立ちや執筆動機について語った作品。編集者として仕事を重ねて...
【かつて橋の技師になることを諦めはしましたが,今を生きる人と昭和史のあいだに橋を架ける仕事を俺はしているんだ――なんて言うと,こじつけになるでしょうか】(文中より引用) 昭和史の第一人者としても名高い半藤一利が自身の生い立ちや執筆動機について語った作品。編集者として仕事を重ねてきた半藤氏がいかにして昭和史にのめり込むようになったかがわかるとともに,「続けること」の大切さを教えてくれる一冊です。 サイズ感で言えば薄い本に入ると思うのですが,その内容が極めて面白く同時に濃い。特に少年時代の戦争体験については,それ自体が昭和史を構成するエピソードとしても強く印象に残るものでした。 半藤氏の別の著作も久しぶりに手にとってみたい☆5つ
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文藝春秋などの雑誌の編集長、重役、昭和史という作品で有名な著者の半生をつづったエッセイ。どのようにして昭和史が書かれたのか、昭和と著者の格闘の様子がリアルだった。子供の頃の昭和の姿が面白くて、知らない異文化を見ているようだった。戦争体験も、かなりリアルで実感がこもっていた。戦争というものに関わってきた人らしい重みのある言葉の数々で、とても勉強になりました。昭和天皇を客観的に分析し、2つの側面があるという指摘も面白かった。戦争はやはりいかんなと思った。
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