商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 書肆侃侃房 |
発売年月日 | 2019/04/22 |
JAN | 9784863853638 |
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春のお辞儀 新装版
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春のお辞儀 新装版
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
[控えめな春のお辞儀を拝見す]長嶋有 作家でもあり、俳人の顔も持っている長嶋有さんの第一句集の新装版。 長嶋さんは、2019年のテレビ番組『NHK俳句』の選者も務められていたし、ほかの方と一緒に『東京マッハ』という、句会も何度も催されている。 冒頭の句、すてきです。 春のお辞儀...
[控えめな春のお辞儀を拝見す]長嶋有 作家でもあり、俳人の顔も持っている長嶋有さんの第一句集の新装版。 長嶋さんは、2019年のテレビ番組『NHK俳句』の選者も務められていたし、ほかの方と一緒に『東京マッハ』という、句会も何度も催されている。 冒頭の句、すてきです。 春のお辞儀ってなんだろう、と想像が広がる。 読了した感想は「…っぽい!」でした。 どの句を切り取っても長嶋有的エッセンスが滲み出てるような気がする。 もっとも、私は長嶋さんの熱烈なファンという言うわけでなく、(作品をあまり読まなくても)ずっと好きでい続けているゆるファンですけれど。 そこはかとなく漂う飄々としたユーモアと、ひとが気づかないところ、見逃してしまうところをみている衝撃。 [放火魔は少年でした初桜] [右頬に飴寄せたまま夏に入る] [アイスキャンデー当たりが出ればもう晩夏] [分度器持ち測るものなし初時雨] [ポメラニアンすごい不倫の話きく] [ストーブは爆発しない大丈夫] [よくあがり凧にいつ飽きたらよいか] [「ちょうど良い木の棒」と思う冬の棒] 池田澄子さんの朗らかな解説も春らしくほかほかする。
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小説、エッセイから俳句へと表現方法を変えても著者のとぼけた味わいは健在でした。 架空の月旅行をテーマにした連作「月に行く」が気に入りました。
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たまに うっせーよ!となりつつ あはは、そうそう、そういう感じ と相づちを打ちながら読んでいける感じ あんまりカタルシスを作ろうとしてない、とぼけてる感じが今の自分によかった ■ 哀しい目にしか作れない雪達磨 目指せばもう始まっている花火かな かっこいいスポーツカーに顔映す...
たまに うっせーよ!となりつつ あはは、そうそう、そういう感じ と相づちを打ちながら読んでいける感じ あんまりカタルシスを作ろうとしてない、とぼけてる感じが今の自分によかった ■ 哀しい目にしか作れない雪達磨 目指せばもう始まっている花火かな かっこいいスポーツカーに顔映す ■ おっとりとしていて、素朴で、かっこつけてない、 なんか「あー」と言いたくなる感じ。親しみやすい
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