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幕末下級武士の絵日記 新訂 その暮らしの風景を読む
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幕末下級武士の絵日記 新訂 その暮らしの風景を読む

大岡敏昭(著者)

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幕末下級武士の絵日記 新訂 その暮らしの風景を読む

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 水曜社
発売年月日 2019/04/20
JAN 9784880654591

幕末下級武士の絵日記 新訂

¥2,750

商品レビュー

4.2

5件のお客様レビュー

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2023/04/09

実に面白い。 幕末近くの、忍藩下級武士の、日々の生活を綴った絵日記。 とにかく、絵が上手い。 単純な線で、見事に風俗を描き表している。 内容も、特段、肩肘張ったことはなく、誰と飲んだ、こんな失敗をした、ここで飲んだ、そんな話ばかり。 実に面白い。 田舎ってこともあるんだろ...

実に面白い。 幕末近くの、忍藩下級武士の、日々の生活を綴った絵日記。 とにかく、絵が上手い。 単純な線で、見事に風俗を描き表している。 内容も、特段、肩肘張ったことはなく、誰と飲んだ、こんな失敗をした、ここで飲んだ、そんな話ばかり。 実に面白い。 田舎ってこともあるんだろうが、身分も何もない。 禄高の上下もない。 楽しく、幸せそうな、じゃりン子チエ的な日々。

Posted by ブクログ

2022/07/22

忍藩に住む下級武士の絵日記である。原本は7巻にも及ぶが、慶應大学のデジタルライブラリーから「石城日記 」を探せばインターネットで見ることができる。 この本は、これまでに出ていた同じ著者が、量を増やし、絵をカラー版として新訂したものである。 日記から窺えるのは100石ほどの知行を取...

忍藩に住む下級武士の絵日記である。原本は7巻にも及ぶが、慶應大学のデジタルライブラリーから「石城日記 」を探せばインターネットで見ることができる。 この本は、これまでに出ていた同じ著者が、量を増やし、絵をカラー版として新訂したものである。 日記から窺えるのは100石ほどの知行を取る下級武士の生活であるが、なかなかの粋人であり、かつ骨のある文化人らしいということである。そのため、譜代の大名家臣としての言行に好もしからざるところがあって、蟄居・隠居などを命ぜられるが、簡単にはめげていない。 明治以降のことは日記にはないが、解題によると、維新後は藩からの扱いも変わり、教えを請うものが多く現れたらしい。 ともかく、ほれぼれとする「自由人」の走りかもしれない。

Posted by ブクログ

2021/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下級武士石城のありのままの生活をゆるーい絵柄で書き綴ったもの。 それにしてもお酒を飲み過ぎである。 和尚も酒を飲み、俗な物を見に行ったりする。 愉快で慕われた人生だったんだな。

Posted by ブクログ

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