商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 水曜社 |
発売年月日 | 2019/04/20 |
JAN | 9784880654591 |
- 書籍
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幕末下級武士の絵日記 新訂
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幕末下級武士の絵日記 新訂
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
実に面白い。 幕末近くの、忍藩下級武士の、日々の生活を綴った絵日記。 とにかく、絵が上手い。 単純な線で、見事に風俗を描き表している。 内容も、特段、肩肘張ったことはなく、誰と飲んだ、こんな失敗をした、ここで飲んだ、そんな話ばかり。 実に面白い。 田舎ってこともあるんだろ...
実に面白い。 幕末近くの、忍藩下級武士の、日々の生活を綴った絵日記。 とにかく、絵が上手い。 単純な線で、見事に風俗を描き表している。 内容も、特段、肩肘張ったことはなく、誰と飲んだ、こんな失敗をした、ここで飲んだ、そんな話ばかり。 実に面白い。 田舎ってこともあるんだろうが、身分も何もない。 禄高の上下もない。 楽しく、幸せそうな、じゃりン子チエ的な日々。
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忍藩に住む下級武士の絵日記である。原本は7巻にも及ぶが、慶應大学のデジタルライブラリーから「石城日記 」を探せばインターネットで見ることができる。 この本は、これまでに出ていた同じ著者が、量を増やし、絵をカラー版として新訂したものである。 日記から窺えるのは100石ほどの知行を取...
忍藩に住む下級武士の絵日記である。原本は7巻にも及ぶが、慶應大学のデジタルライブラリーから「石城日記 」を探せばインターネットで見ることができる。 この本は、これまでに出ていた同じ著者が、量を増やし、絵をカラー版として新訂したものである。 日記から窺えるのは100石ほどの知行を取る下級武士の生活であるが、なかなかの粋人であり、かつ骨のある文化人らしいということである。そのため、譜代の大名家臣としての言行に好もしからざるところがあって、蟄居・隠居などを命ぜられるが、簡単にはめげていない。 明治以降のことは日記にはないが、解題によると、維新後は藩からの扱いも変わり、教えを請うものが多く現れたらしい。 ともかく、ほれぼれとする「自由人」の走りかもしれない。
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下級武士石城のありのままの生活をゆるーい絵柄で書き綴ったもの。 それにしてもお酒を飲み過ぎである。 和尚も酒を飲み、俗な物を見に行ったりする。 愉快で慕われた人生だったんだな。
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