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池上彰の世界の見方 東南アジア ASEANの国々
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池上彰の世界の見方 東南アジア ASEANの国々

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2019/04/22
JAN 9784093886871

池上彰の世界の見方 東南アジア

¥1,540

商品レビュー

4.4

23件のお客様レビュー

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2024/07/28

知っている「つもり」でいた東南アジア。すいません、知りませんでした。改めて、ベトナム戦争、シンガポール、フィリピン、ポルポト、アウンサンスーチー、と勉強になりましたし、これこそ知っておかなければ今のニュースが理解できないのではないでしょうか? このシリーズ、どれも良いですが、逸品...

知っている「つもり」でいた東南アジア。すいません、知りませんでした。改めて、ベトナム戦争、シンガポール、フィリピン、ポルポト、アウンサンスーチー、と勉強になりましたし、これこそ知っておかなければ今のニュースが理解できないのではないでしょうか? このシリーズ、どれも良いですが、逸品に間違いないです。再読必至。

Posted by ブクログ

2024/03/15

東南アジア各国の実態や現代史を、授業形式で記した一冊。東京学芸大附属高校で行われた講義がもとになっていて、ところどころに問いかけがあるため、自分の頭で考えながら読み進めることができる。池上彰氏の上手な語り口により、納得感のある説明で分かりやすい。 以下、特に印象に残った内容。 ...

東南アジア各国の実態や現代史を、授業形式で記した一冊。東京学芸大附属高校で行われた講義がもとになっていて、ところどころに問いかけがあるため、自分の頭で考えながら読み進めることができる。池上彰氏の上手な語り口により、納得感のある説明で分かりやすい。 以下、特に印象に残った内容。 - 日本が東南アジアに対して行うODAは、太平洋戦争の戦時賠償の延長である。日本は敗戦後に世界銀行から融資を受けてインフラが発展したという過去があり、東南アジアに無償ではなく有償協力という形で援助を行っている。 - シンガポールは「Fine Country」と呼ばれるほど罰金の多い国。ガムや電子タバコをシンガポールに持ち込んだり、公共の道路で唾を吐いたり、公衆トイレで水を流し忘れると罰金が科せられる。 - カンボジアのポル・ポト氏は毛沢東思想の影響を受け、知識人を排除しようとした。眼鏡をかけている人や、学校の先生、海外に留学している人を寄せ集め、殺害していった。

Posted by ブクログ

2023/11/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

振りとつかみ、説明の分かりやすさは絶品。 もとキャスターという履歴もあり、かつての要人との対談の逸話も多くあり、また語り・つかみが上手なので、そうしたところから東南アジアに興味を持ちやすい本だなあと感じました。 ほんの初歩の初歩としては良いかもしれませんが、ただ深さとしては飽くまで高校生レベル。 ・・・ さて、本書ですが、かの池上さんが、高校生に東南アジア、わけてもいわゆるアセアン諸国について語るというもの。 日本の立ち位置で一章、アセアンという組織の由来とベトナムで一章、シンガポール・マレーシアで一章、インドネシアで一章、タイとフィリピンで一章、カンボジアとミャンマーで一章、という構成。 ・・・ 幾つか面白いなと思ったのは、シンガポールの「明るい北朝鮮」という形容と2018年の米・北朝鮮の首脳会談。 シンガポールをして「明るい北朝鮮」というのは、東南アジア界隈にいればまあ良く聞く話。今や国民一人当たりGDPで日本の遥か上をいくシンガポールは、他方で報道の自由度等が極めて低く、政党政治にも自由がないことを揶揄する言葉です。 そのシンガポールが米・北朝鮮の首脳会談の開催地になった理由は、トランプ大統領率いる米国から独裁北朝鮮への「シンガポールみたいなこういう統治方法もあるんだよ」というメッセージであったとかなかったとか。あるかもしれませんねー。 ・・・ あと、最後の章だけが国名ではなく個人名なのです。「ポル・ポトとアウンサン・スーチー」。より彼らの人となりと国の状況にフォーカスしているのが印象的でした。 例えばノーベル平和賞を取ったスーチー氏ですが、ロヒンギャ問題には手つかず。政治的には隠然たる勢力を持つとか持たないとか。目下軟禁されていますが、クーデター前の軟禁状態時もかなり落ち着いた(恵まれた)環境にいたとあります。事の真偽はわかりませんが、一方的に虐げられていた印象が強かったのですが、そうでもないかもしれません。 ポル・ポトについては個人的には既知でしたが、共産主義の行き過ぎと抑止できなかった政治体制については高校生として学んで悪くない箇所ですね。分かりやすい説明でした。 ・・・ ということで池上氏による東南アジア入門でした。 ニュースの報道というのは本当に表面の事実だけしか伝えず、その背景は個々人は全く分かっていなかったりすることは多々あります。その背景を知るには歴史でしょうが、そうした歴史を知るきっかけ、「なぜこの国はこうなの」という疑問を持つきっかけとしては、本書は絶好のフックになり得ると思いました。 中高生のみならず学びたい大人にもお勧めです。

Posted by ブクログ

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