商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/04/17 |
JAN | 9784065157503 |
- 書籍
- 新書
「平成の天皇」論
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「平成の天皇」論
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商品レビュー
4
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2019.05―読了 毎日新聞の編集委員兼論説委員という伊藤智永の著 講談社現代新書-「平成の天皇」論- この4月20日発行だから 平成から令和への移行期を、まさに狙い撃ちしたかのような出版だ 全体としてはとても☆5は献上できないが 第二章「退位政局は続く-保守政治vs.天皇の深層」は 50頁ほどの文量だが、生前退位の<おことば>から始まった 皇室と安倍政権とのほとんど表沙汰にはならなかった確執のさまが、事細かに描かれており なかなか面白く、ズンと読み応えがあった その意味ではオススメ本だ
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文字通り、平成の天皇論について。 天皇陛下の言動と、それを取り巻く政治的な動きについて。 右寄りと言われる安倍政権も、別に天皇に対して尊敬の念があるわけではなく、政治的に利用していること、また明仁天皇はそれと必死に対峙してたということがよくわかった。
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古事記の入門書を読んで天皇に関する本を読んでみたくなったので図書館で借りてみた。 平成の天皇は旅する天皇だと著者はいう。確かに、天皇はじっと座すイメージだ。阪神淡路大震災でひざまづいて被災者に寄り添う姿を見て、民に寄り添える人たちなんだと子供ながらに誇らしくなったのと同時にそうす...
古事記の入門書を読んで天皇に関する本を読んでみたくなったので図書館で借りてみた。 平成の天皇は旅する天皇だと著者はいう。確かに、天皇はじっと座すイメージだ。阪神淡路大震災でひざまづいて被災者に寄り添う姿を見て、民に寄り添える人たちなんだと子供ながらに誇らしくなったのと同時にそうする人たちなんだという常識が身についたのを覚えているが、それは平成天皇特有のものだ。 象徴になるためにどうするかを皇后と一緒に考え実践したという点も今までのイメージとは違って非常に興味深く読ませてもらった。 でも、親しみ深いところがやっぱり平成天皇のいいところだと思う。天皇在位三十年記念式典で読み間違いを皇后に正されて「失礼、どうもね」と感謝する天皇をYouTubeで見たが微笑ましかった。 政治、神社と皇室の関係の章は筆者がこれでもかというぐらいに政治、神社を批判するためにいらない形容詞がいっぱいついて読みづらいのだが、それ以外に関しては世間知らずの私は勉強、参考になることが多かった。もっと古くの天皇の歴史、日本の歴史を勉強したいという意欲が湧いてくる本。
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