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菊地成孔の粋な夜電波 シーズン9-12 安定期と母の死そして女子力篇
2,420円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | キノブックス |
発売年月日 | 2019/04/03 |
JAN | 9784909689375 |
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菊地成孔の粋な夜電波 シーズン9-12 安定期と母の死そして女子力篇
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※このレビューにはネタバレを含みます
TBSラジオにて放送されていたラジオ番組の書き起こし第三弾。ついに自分が聞いていた頃まで追いついてしまったので、あーこんなこと言ってたな、とかこんなコントあったなとかレミニス。だけど結局聞いていなかったエピソードが読めるのがありがたい。「歌舞伎町のケンタッキーフライドチキン」は声出して笑った最高のエピソードだったし、最高のパンチラインが随所に埋め込まれている。たとえばこんな風。 - 言語という双子の兄貴を殺すため、言語と共にこの世に生まれてきた音楽 - 真に正しい反体制分子の資格はエレガンスとバイオレンス - 鎮魂することと、音楽による官能は同じものである。 - クラブでドラッグなんて、今、悪いこと以下のダサいことだよ。補助輪くっ付けた競艇選手みたいなもんでしょ。 - 「オレは無駄はしねえんだ」なんて、よくも恥ずかし気もなくおう言うよねえってやつで、本当の価値や真理ってものは、無駄の中に埋もれてるもんであって。「自分は一流にしか興味がねえ」なんて成金感覚がが待ち受けてるのは、キンキラキンの悪趣味な豪邸、もしくは鬱病です。 - 世界中でホームグロウイング、つまり、インターネットという駄菓子の喰い過ぎという、最も幼稚なテロによって銃撃が続いている。 個人的にはコントよりも当時著者が何を話していたのか?がとにかくオモシロかった。ラッパーよりもパンチライナーだなと思うし、しかもそれが全方位型というかギャグもできるしロマンティックにもできるし真面目にも振れる。つくづく聞けなくなったことが惜しまれる。あと1巻で完結なので心して読みたい。
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