根っこと翼 皇后美智子さまという存在の輝き

末盛千枝子(著者)

• 販売会社／発売会社: 新潮社
• 発売年月日: 2019/03/29
• JAN: 9784103400226

商品レビュー

2019/08/27

平成 から 令和へ改元されたのを機に
美智子様の御本を拝読している。
知れば知る程、烏滸がましいけれども素晴らしい女性
また美智子様を見初められ説得され伴侶とされた
昭仁上皇のお強い意思
そして象徴として日々その義務を忠実に果たして来られたということ
上皇后さまはそのお志しに寄り添う伴侶として、
遥かな道のりを、手を携え、静かに、健やかに、遠くまで歩んで来られたお二人

各地の慰霊訪問や災害地への御訪問のニュースを拝見する度に、
国民に寄り添われるように接せられるお二人の姿に
素直に優しさを感じ、感謝の気持ちを抱いて、
上皇陛下、上皇后様の居る国に生まれてよかったと私は思える。
尊い存在。

平成25年傘寿記者会見にて
『天皇という立場にあることは、孤独とも思えるものですが、私は結婚のより、私が大切にしたいと思うものを共に大切に思ってくれる伴侶を得ました』
『両上皇陛下がいつも人々の悲しみや痛みに寄り添っていて下さる方であると同時に、人々の喜びにも深く共感して下さる方である
両上皇陛下がそれぞれの中で年月
をかけて育てて来られた広く豊かなお心の領域を思う』
『静かに行くものは健やかに行く。健やかに行くものは遠くに行く』
上皇后様の｢自分も多くのことを許されているのだから｣というお気持ち

アケボノハゼとギンガハゼは上皇后さまが和名をつけた(驚) !!