商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 竹書房 |
発売年月日 | 2019/03/01 |
JAN | 9784801915923 |
- 書籍
- 児童書
マインクラフト こわれた世界
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マインクラフト こわれた世界
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交通事故に遭った少女ビアンカが、同じ病院内にいる子どもたちと共に「マインクラフト」というゲームの世界を探検し、現実と向き合っていく物語。ある4年生の2学期のベスト本。 ゲームの世界に「現実逃避」するのではなく、むしろゲームの中に現実の悩みを持ち込み、仲間と共に向き合っていくとい...
交通事故に遭った少女ビアンカが、同じ病院内にいる子どもたちと共に「マインクラフト」というゲームの世界を探検し、現実と向き合っていく物語。ある4年生の2学期のベスト本。 ゲームの世界に「現実逃避」するのではなく、むしろゲームの中に現実の悩みを持ち込み、仲間と共に向き合っていくというところがおもしろかった。病院内の仲間たちそれぞれが悩みや不安を抱えており、それがモンスターとなってゲームの中に現れる。彼らはそれに気づいていて、目を逸らしたい現実に向き合おうとしていく。それがゲーム攻略の鍵ともなるからだ。そうした点が、マインクラフトをプレーしたことのない自分のような読者も引き込んでいく、力のある作品だった。 「このゲームそのものーーゲームのなかのものすべてと、ここで起こったことすべてーーが、わたしがつくり出したものだ。これはわたしの抱える問題がデジタルの現実になったものなんだ。マインクラフトって、世界を作るゲームだよね? わたしはすさまじい世界を作ったってわけ。」 交通事故に巻き込んでしまった親友のロニーの姿をした村人の存在も、読者を最後まで引っ張っていく魅力的な存在。それがプレー中のロニーなのか、ただのゲームキャラの村人なのか。ロニーだと信じ続けるビアンカと、ただの村人だとみなすアントンとエズメの間に溝を生み、彼らの関係を複雑にしていく。だからこそ、対立を繰り返す中で芽生え、深まっていく友情に感動を呼び起こす。ラストシーンはすばらしかった。
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息子8歳12ヶ月 息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。 〈親〉 絵が好き ◯ 内容が好き ◯ 〈子〉 読んだ◯ 何度も読む(お気に入り) ◯ その他
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