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食から描くインド 近現代の社会変容とアイデンティティ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 春風社 |
発売年月日 | 2019/02/01 |
JAN | 9784861106330 |
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食から描くインド
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食から描くインド
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本著は、インドについて「食」を通して見ていこうとするもの。 古来より、食は文化、民族、宗教との繋がりは深く、また、インドの複雑ともいえる歴史、社会と「食」がどのような関係性にあるのか。 今回、その複雑性を紐解くヒントを得たような気がする。 インドに関する本を読む機会があるが、本著...
本著は、インドについて「食」を通して見ていこうとするもの。 古来より、食は文化、民族、宗教との繋がりは深く、また、インドの複雑ともいえる歴史、社会と「食」がどのような関係性にあるのか。 今回、その複雑性を紐解くヒントを得たような気がする。 インドに関する本を読む機会があるが、本著は、とてもユニークなアプローチで面白かった。 とかく、インド=カレーと単純化するきらいがあるが、そんな単純な話ではなく、地方によっての違い、またイギリスとの関係、ジャパニーズカレーとの関係等、興味深いテーマがある。 その他にも、ベジタリアンが多いインド、イスラムとの関係、飲酒、カースト制の影響等々、紐解くテーマに事欠かない。 以下抜粋~ ・いわゆるカレー粉を発明したのはイギリス人で、18世紀後半のことであり、このカレー粉が日本に輸入されてカレーが一般的になり、直接インドから入ったものでないことを付け加えておきたい。 ・低カーストの人々にとっては、飲食をやめることはより社会的地位を主張するための手段の一つと考えられてきた。彼らは菜食主義や禁酒、寡婦再婚の禁止などの高カーストの間でみられる習慣を真似て、他から思われているよりも高いカーストの地位を主張した。 こうした行為は「サンスクリット化」と呼ばれるが、飲酒はその中でも最も避けるべき行為の一つであった。 さらにガンジーが愛国の精神を追加した。
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