商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/03/27 |
JAN | 9784041080801 |
- 書籍
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呪護
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呪護
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商品レビュー
3.3
15件のお客様レビュー
あれ?ちょっと上手くなってる? いやいやいや 大大大ベテランの巨匠今野敏さんにワタクシ如きが大変失礼なもの言いですが、確実に上手くなってます 但し、伝奇オカルト系の話についてです もともとあっしも伝奇オカルト系大好きなんですよ 昔『ムー』定期購読とかしてましたしね って、出...
あれ?ちょっと上手くなってる? いやいやいや 大大大ベテランの巨匠今野敏さんにワタクシ如きが大変失礼なもの言いですが、確実に上手くなってます 但し、伝奇オカルト系の話についてです もともとあっしも伝奇オカルト系大好きなんですよ 昔『ムー』定期購読とかしてましたしね って、出た!キラーワード出ました! "『ムー』定期購読してた" これを言うと立食パーティーとかで誰とも会話せず隅の方で黙々と料理を食べてた長髪ヒゲメガネに「なんだよ、あんたもこっち側かよ」って急に肩組まれるというキラーワードです(得しない) パーティーのど真ん中で大盛りあがりしてたのにズルズルと隅の方に引きずり込まれて、帰って来れなくなるというキラーワードです(ほんと得しない) 結果、パーティーのど真ん中にいたときとは比べ物にならないくらい二人だけで盛り上がるキラーワードです(じゃあ良かったじゃん) まぁ、『ムー』の話はまたどこかでするとして、今野敏さんです 以前より、今野敏さんの趣味全開の格闘モノや伝奇オカルトモノは、正統派の警察小説に比べるとイマイチということを言ってきましたが、その原因は興味を持ってもらいたい気持ちが強いゆえにコアな情報の説明がクドいところだと感じてたんですね そしてそのクドさが今野敏作品の最大の魅力である圧倒的な「読みやすさ」を損なってしまっていたんですよね それが比較的新しい著作だと 説明は相変わらず多いんですが(本作なんかほぼ全編説明)、その説明のし方がちょっとスマートになってきてるんですね 「読みやすさ」をそれほど損なってないような気がしたんです 好きな気持ち全開を感じさせつつ、スマートさを出すってすごい高等技術な気がします さすが今野敏さん あと、その立食パーティーって結局なんの集まりやったん?っていうね
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2022年7月17日 祓い氏の話。 専門過ぎてついていけない。 本当にそんな法力があるのか。 天海の風水、北斗七星、その結界を破る魔方陣。 グラバー亭の目論み なんだか深く陰湿なものが絡み合っていてとんでもない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズのなかでは一番おもしろかったのではないかと思います。前作「豹変」では、それまでの亡者を祓うというパターンからの脱却が見られましたが、本作ではさらに新しいかたちへと進化しており、読み応え十分でした。。 台密教と東密教の対立を軸としながら、時代をさかのぼり平将門の登場と江戸幕府が利用した結界、さらには明治政府がその結界を破ろうとして施した新たな結界、その流れを汲むとされる山手線の謎まで、ストーリーにうまく組み込み、物語のスケールアップに成功していると思います。 個人的には首都圏に災害をおこすことで政府の災害対策が本気になる、という見立ては的を得ていると思っています。その最たるものが原発ですね、安全と言いつつ首都圏に建設されることってありませんしね…。 また最初は富野たちと対立するかと思われた神田署の橘川がいい味出していたと思います。”あっち”側の話しに目がないとカミングアウトするくだりは読みながら思わずニヤリとしながら二度読みしてしまいました。
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