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気候文明史 世界を変えた8万年の攻防 日経ビジネス人文庫
990円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2019/03/05 |
JAN | 9784532198916 |
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気候文明史
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気候文明史
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商品レビュー
4.1
7件のお客様レビュー
熱塩循環、 淡水強制力、西大西洋海流での冷却が起こるメカニズムを指す。ヤンガードリアスイベント期で起き地球は寒冷化した。 温室効果ガスの過去の最高濃度は600,000年前の280ピーピーエムだが、現在は400ピーピーエムを超えている。人類がまだ経験したことのない、時代を生きている...
熱塩循環、 淡水強制力、西大西洋海流での冷却が起こるメカニズムを指す。ヤンガードリアスイベント期で起き地球は寒冷化した。 温室効果ガスの過去の最高濃度は600,000年前の280ピーピーエムだが、現在は400ピーピーエムを超えている。人類がまだ経験したことのない、時代を生きている。このさきはわからない。突然、ヤンガードリアスイベント期のような寒冷化が起こるかもしれないし、温暖化が行き着く先もよくわからない。人類は気候変動のたびに社会的進化を進めたが、今回はどうなるのか?
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- ネタバレ
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読み始めたときは「自分が望んでいた内容だ!」と喜んだのだが、読み進めていくとアラが目立つ。著者の経歴から一抹の不安を抱いていたが、それが現実化した感じ。 100ページほど普通に読んだだけで誤植を3〜4箇所見つけており、明らかな誤字脱字が目に付くので、校閲どころか校正すらしてないのだろうか?と不安になる。巻末に謝辞もないので本当に著者一人で書いたのだろうと思う。 内容的にも「コレ、本当か?」と思う箇所(地球科学的な内容)があり、話半分に読むものだと認識している。 また構成がヘンなのも気になる。 この内容で年代順で話を書かないのは、違和感が強い。 序章で人間の発達と気候の関係(5〜2万年前前後)まで話を進めておきながら、2章で人間の発生前の最終氷期前後の話(20万年前)に戻すのは混乱するし、肩すかしを食らったようで興ざめである。 序章で話の大枠を示し、「大きな変動としての気象イベントを説明、後に人類史へ入っていく」というような流れの方が良かったと思う。章立ても細かい割に意味不明な感じがするので、内容・章立て共に校閲されていない感じが強い。 引用も「えっ!?そんなの論拠として引用するんですか?」と思う物が出てきたりするので、内容だけでなく著者の経歴(気象予報士)から言っても、"専門家(;研究で食べている人)の文章"ではなく、"よく勉強したアマチュアが書いたもの"と思っていた方が良い。 良い点を挙げておくと、 まず、読みやすい。 学者の書いた専門的な文章は読みにくいことも多い。それでも知識欲だけで読んでいくのだが、読み進めるのが辛く、時間がかかることも多い。その点、本書は文章がソフトで言い回しも上手いので最後までスムーズに読むことが出来た。 また、著者の専門である気象に関する内容はさすがにちゃんと書かれており、過去の事例を解説しながら近年の温暖化にからめて、『人類活動に依らない温暖化』の記載を随所でしているのは冷静で解析的で良い。
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先日のトンガ沖の大規模噴火でも気候影響が話題になっていたが、この本を読んでおくと巨視的に文明の影響がわかる。 かつてはインドネシアの噴火がヨーローパの気候に影響を及ぼし、社会が変動したとのこと。人口が急減すれば、文明の姿も変わってきますね。 気候変動対策が叫ばれる今だからこそ...
先日のトンガ沖の大規模噴火でも気候影響が話題になっていたが、この本を読んでおくと巨視的に文明の影響がわかる。 かつてはインドネシアの噴火がヨーローパの気候に影響を及ぼし、社会が変動したとのこと。人口が急減すれば、文明の姿も変わってきますね。 気候変動対策が叫ばれる今だからこそ数千年タームでの支店も持っておきたいと改めて感じました。 ワイン、飢饉、ヴァンパイア、ジャガイモなどなど、へえと思う話がたくさんあり、それでも得した気分になります。筆者の博覧強記には恐れ入った。
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