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平成最後のアニメ論 教養としての10年代アニメ ポプラ新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2019/02/08 |
JAN | 9784591162392 |
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平成最後のアニメ論
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商品レビュー
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教養としての10年代アニメ第3弾。前著と同様に「教養」としてアニメを捉え直し考察を行う。設定に凝ったタイプのアニメ(世界観アニメ)の分析が多い。 作品の分類を行うことはアニメの考察を行う一つの道具となる。例えば、けものフレンズでは、終末もの(他の作品としては少女終末旅行や、がっ...
教養としての10年代アニメ第3弾。前著と同様に「教養」としてアニメを捉え直し考察を行う。設定に凝ったタイプのアニメ(世界観アニメ)の分析が多い。 作品の分類を行うことはアニメの考察を行う一つの道具となる。例えば、けものフレンズでは、終末もの(他の作品としては少女終末旅行や、がっこうぐらし!など)として分類できる。こうした分類を行うことは、同種の他作品との比較を促し、結果的に作品の特徴を浮き彫りにして際立たせることができる。よって、その作品特有の面白さを明確に示すことができる。分類を行う他のメリットとしては、自分好みのアニメの傾向を掴むことができる点にある。近未来もの、冒険ファンタジー、SFなど整理することで、他の作品と関連させる俯瞰した目を養うことができる。
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あとがきにもある通り、表紙の「双子のアンドロイド」のイラストは素敵すぎる。圧倒的な解析、分析、解釈が素晴らしい。後半の『幼女戦記』『オルフェンズ』『シドニアの騎士』の分析はなんとなく想像がついたけれど、前半の『鬼灯の冷徹』『メイドインアビス』の「和」と絡めた解析が興味深かった。今...
あとがきにもある通り、表紙の「双子のアンドロイド」のイラストは素敵すぎる。圧倒的な解析、分析、解釈が素晴らしい。後半の『幼女戦記』『オルフェンズ』『シドニアの騎士』の分析はなんとなく想像がついたけれど、前半の『鬼灯の冷徹』『メイドインアビス』の「和」と絡めた解析が興味深かった。今後のものシリーズを続けていってほしい。『幼女戦記』はTVアニメ見なかったけれど、原作読んでみようかな。
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近畿大学でアニメ評論をしているらしい著者による、10年代アニメ評論本第3弾(二つ目は未読だけど)。 今回の評論で自分が見たことあるアニメは、『君の名は。』『メイドインアビス』『けものフレンズ』の3作。『メイドインアビス』の解釈は分からなくないけど、他2作はところどころ、無理やりな...
近畿大学でアニメ評論をしているらしい著者による、10年代アニメ評論本第3弾(二つ目は未読だけど)。 今回の評論で自分が見たことあるアニメは、『君の名は。』『メイドインアビス』『けものフレンズ』の3作。『メイドインアビス』の解釈は分からなくないけど、他2作はところどころ、無理やりな解釈だなと思う部分もあった。 それと、なんだか無理やり、アニメの中のSFやファンタジーの世界を、現実の科学と結びつけようとしていた印象。空想科学読本じゃないのだから、そういう考え方は別に必要ないだろと思った。 『おわりに』では、初音ミクについて書いてあり、「初音ミクは大学の講義でしばしばとりあげられてきた。」と書かれてあって、そういえば自分の大学時代にも、初音ミクの映像を流していた講義があったなと思い出した(確か、音楽関係の授業)。 ところで、『涼宮ハルヒの憂鬱』の著者の名前が、谷口流になっていて、そこ間違っちゃうかと思った(谷川流が正解)。試しに、「谷口流」で検索すると、涼宮ハルヒシリーズの同人作家がヒットしたけど、もしかして間違ってることは無いよな……。
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