商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2019/02/04 |
JAN | 9784096822890 |
- 書籍
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奇想の系譜 新版
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奇想の系譜 新版
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商品レビュー
4.5
8件のお客様レビュー
昨日、友人と長沢蘆雪の展覧会を観覧。 ショップでは、文庫本サイズの縮刷版しか置いて無かったので、Amazonにて購入しました。 図版が大きいのが一番❣️
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絵を観る趣味はない。特定の絵や写真を好きになることはあるけど、それだけ。美術に関する知識は中学生レベルで、浮世絵と言われるとシャラクとウタマロという名前がどこからか出てくる程度。しかもどんな絵を描いたんだかよくわかってない。 それなのに、江戸時代に活躍?した6人の絵師を豊富な作品...
絵を観る趣味はない。特定の絵や写真を好きになることはあるけど、それだけ。美術に関する知識は中学生レベルで、浮世絵と言われるとシャラクとウタマロという名前がどこからか出てくる程度。しかもどんな絵を描いたんだかよくわかってない。 それなのに、江戸時代に活躍?した6人の絵師を豊富な作品引用と研究で紹介する本書が面白くて、一晩で読んでしまった。 面白く読めた理由のひとつは、それぞれの絵と絵師に「物語」があること。6人の絵師は大御所ではないようで、作品が散逸していたり、真贋がはっきりしないケースもあるようだ。著者が自らの分析も含めて描き出す6人の遍歴が興味深い。それぞれの物語を知った上で絵を観ると、味わいが明らかに違う。 もうひとつの面白さが、絵を観るプロ?としての筆者が作品の見どころを教えてくれること。絵の見方を教わるなんてみっともない話だとは思うが、そこは大目に見てほしい。あー、そういうところを観るのね。 そしてもう一つ、当然ながら取り上げられた作品の迫力。「奇想」と題するからには、どこか変わった先鋭的な6人なんだろうと思うけれど、そもそも「主流」「正統」がわかっていないから、どこが翔んでいるのかはわからない。でも、どこを押すとこういう絵が出てくるんだろうと思う作品も多かった。大判の本だが、もっと大きく観たいと思った。 ちなみに一番気に入ったのは伊藤若冲。
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この本が出る以前、江戸絵画研究者から軽んじられていた 岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳にスポットを当てた評論連載を単行本にした画集。いろんなバージョンが出てるけど、新板は絵が綺麗で大きくてよい。後日談で、連載時の考えを結構改めていることを書いているのも...
この本が出る以前、江戸絵画研究者から軽んじられていた 岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳にスポットを当てた評論連載を単行本にした画集。いろんなバージョンが出てるけど、新板は絵が綺麗で大きくてよい。後日談で、連載時の考えを結構改めていることを書いているのも好感が持てる。
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