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LTV A-7コルセアⅡ 海軍型 世界の傑作機No.188
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LTV A-7コルセアⅡ 海軍型 世界の傑作機No.188

文林堂

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LTV A-7コルセアⅡ 海軍型 世界の傑作機No.188

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文林堂
発売年月日 2019/01/30
JAN 9784893192820

LTV A-7コルセアⅡ 海軍型

¥1,676

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2019/05/18

空軍型のSLUFの号を読んだときに「そういえば海軍型を読んだ記憶がない」と思ったが、それも忘れた頃にA-7の新板が出た。No.18からはもう30年近い。 1980年代までは米空母の攻撃機と言えばA-7とA-6が双璧で、海兵隊にはまだA-4がいた。まだ戦闘機と攻撃機の任務は比較的...

空軍型のSLUFの号を読んだときに「そういえば海軍型を読んだ記憶がない」と思ったが、それも忘れた頃にA-7の新板が出た。No.18からはもう30年近い。 1980年代までは米空母の攻撃機と言えばA-7とA-6が双璧で、海兵隊にはまだA-4がいた。まだ戦闘機と攻撃機の任務は比較的別れていた。厚木基地でA-7を見たことがあるが1988年ぐらいだっただろうか。 F-8をダウングレードして攻撃機化というのはマクナマラ氏の意向と知る。F-111は炎上プロジェクトになったがA-7は大成功となった。F-8の素性がよかったことによる。 TF30ターボファンエンジンは『トップ・ガン』でF-14墜落の原因になったように信頼性に難ありだが、低燃費であることは間違いなく、空中給油なしで米大陸からパリまで飛んだという話は驚いた。 これだけの能力があれば、F/A-18が採用された当初、「搭載量や航続力など攻撃機としての性能がA-7やA-6に劣る」と否定的に言われたのも分かる。 しかし、気がつけば空母の飛行甲板は今やはF/A-18ばかり。 第二次世界大戦に「急降下爆撃機は戦闘機として使えないが、戦闘機は戦闘機としても爆撃機としても使える」として、タイフーンやP-47、そしてF4Uが戦闘攻撃機化した。 ジェット機の時代に同じことがまた起きたことになる。F/A-18は攻撃も行える戦闘機であり、任務に応じて柔軟に対応できる。全力で攻撃を行うときA-7 ×2個飛行隊なら2個飛行隊しか出せないがF/A-18が4個飛行隊あれば倍の数を出せる。 また、湾岸戦争で攻撃に向かうF/A-18が、AEWの指示でスパローで敵戦闘機を撃墜し、そのまま対地攻撃も遂行したことも知られる。 湾岸戦争は米海軍のA-7の最後の戦場になるとともに、戦闘機のマルチロール化の有用性を実証した戦争でもあった。 戦闘機のマルチロール化とステルス化が進んだ現在、戦闘機の開発は複数国が共同で長い年月をかけて行う状況にある。その際にA-7のような攻撃に特化した低コストの軍用機が生きる場所はあるだろうか。 F-35はとても無理という国がグリペンを選定している状況では、A-7のシンプルさは歴史の1ページという位置づけになるような気がする。

Posted by ブクログ

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