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大戦略論 国際秩序をめぐる戦いと日本
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大戦略論 国際秩序をめぐる戦いと日本

川﨑剛(著者)

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大戦略論 国際秩序をめぐる戦いと日本

3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房
発売年月日 2019/01/29
JAN 9784326302727

大戦略論

¥3,080

商品レビュー

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2023/03/05

大戦略とは何か、そして日本はどうすべきかをここまで高い視点で丁寧に述べた本は他にないと思う。古典的リアリズムの観点に立っているが、これを読んで現実へ理論を当てはめる思考をするようになった。 国際秩序を巡る権力闘争において、国家が戦略目的を達成するための計画が大戦略であるとする。覇...

大戦略とは何か、そして日本はどうすべきかをここまで高い視点で丁寧に述べた本は他にないと思う。古典的リアリズムの観点に立っているが、これを読んで現実へ理論を当てはめる思考をするようになった。 国際秩序を巡る権力闘争において、国家が戦略目的を達成するための計画が大戦略であるとする。覇権戦争としての第二次世界大戦が戦われ、戦後日本は現状維持陣営に属することとなった。冷戦後、現状打破国としての中国が台頭しているのが現在日本を取り巻く環境である。 国際秩序の3つの柱は領土配分、正統性、国際制度であり、それを支える基盤がバランスオブパワーである。戦略レベルでなされるべき政策プログラムはハードパワーの増強と行使、ソフトパワーの育成と行使、国際制度の戦略的運用、ジオストラテジーの実践である。 ソフトパワーに関し、先の覇権戦争で負け戦勝国の正義を受け入れて現状維持陣営に入りながらその正義を否定するような動きは大戦略の観点から好ましくない。よって首相の靖国神社参拝はディプロマティックセンスがない。 その他幅広く論じているが、全般に言えるのは国家指導者には必読の書であろうということ。

Posted by ブクログ

2019/05/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

核兵器の出現で 日本を囲む地政学的構造は根本的に変化した。戦後の日本gあ大国になれる可能性がほぼ消滅した。核時代においてhあ核戦争が起こってもなんとか生き残れる国しか真の意味での大国になれない。日本は核攻撃(あるいは化学兵器や生物兵器などの大量破壊兵器)に大変脆弱。

Posted by ブクログ

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