商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アトリエサード/書苑新社 |
発売年月日 | 2019/01/24 |
JAN | 9784883753390 |
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メドゥーサ
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メドゥーサ
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
単純にプロットだけを考えると怪奇小説にするよりは純粋なSF小説にした方がわかりやすく整った構成に出来るのではないかと思う。ただそうしてしまうとこの小説の魅力はなくなってしまうとも思った。荒削りであちこちに無理がありつつも、様々な描写や雰囲気作り、そして突拍子もない展開にこそこの作...
単純にプロットだけを考えると怪奇小説にするよりは純粋なSF小説にした方がわかりやすく整った構成に出来るのではないかと思う。ただそうしてしまうとこの小説の魅力はなくなってしまうとも思った。荒削りであちこちに無理がありつつも、様々な描写や雰囲気作り、そして突拍子もない展開にこそこの作品の魅力があるのではないか、そんな気がした。前半少年が船出するまでは、とてもこれがホラーやSFとは思えないので正直やきもきしたことを白状しておく。
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これは変わった作品だなあ。ホラーとは呼べないような。生い立ちの不幸な少年が船で海に出る。冒険小説にしてはなんというのか、大人に触れ合い成長する、といい訳でもなく、怪物が出てくるが何か冷静で恐怖もわかりずらい。しかし意外に読みやすく面白かった。出す側としては「押し」が弱い作品と言え...
これは変わった作品だなあ。ホラーとは呼べないような。生い立ちの不幸な少年が船で海に出る。冒険小説にしてはなんというのか、大人に触れ合い成長する、といい訳でもなく、怪物が出てくるが何か冷静で恐怖もわかりずらい。しかし意外に読みやすく面白かった。出す側としては「押し」が弱い作品と言えよう。いわゆるへんてこ、なんだろう。真面目へんてこ。作者は変わった人みたい。前書きもくどくどと執筆はしんどかったわ、てな感じ。憎めない。いいなあ、こういう名作に届かない、人には薦めにくい、そういう意味ではっきりしない本好きだなあ。
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本国でも入手困難な『幻の作品』が邦訳。 解説にもある通り、小説としての出来はお世辞にも良いとは言えない。が、全体的に妙なエネルギーのある作品で、どうも気になって仕方が無い。小説の出来不出来という観点から評価してしまうと残念な結果になるが、この妙なエネルギーこそが、この作品が後世まで残った理由だろう。
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