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DRY
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DRY

原田ひ香(著者)

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DRY

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2019/01/22
JAN 9784334912604

DRY

¥1,760

商品レビュー

3.3

42件のお客様レビュー

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2024/09/15

プロローグの部分から、不思議なストーリーなのか、 と思っていたら、なんとなんと、凄まじい祖母と母に振り回される藍が主人公・・・ と思っていたら、とんでもないストーリーだった! 不倫と貧困と、介護と、女性の生き方を問うような、胸がざわざわする場面がたくさんあったけど、所々クスっと...

プロローグの部分から、不思議なストーリーなのか、 と思っていたら、なんとなんと、凄まじい祖母と母に振り回される藍が主人公・・・ と思っていたら、とんでもないストーリーだった! 不倫と貧困と、介護と、女性の生き方を問うような、胸がざわざわする場面がたくさんあったけど、所々クスっと笑える場面でホッとする。 「DRY」のタイトルの意味が、 読んでいてわかった時は、ゾ~っとした。 究極の生きる知恵を、それしか方法がなかった切なさを感じた。 生育の環境によって、将来が決まってしまうことはたくさんある。 玉の輿も、シンデレラも、まるっきり違う世界では幸せになれるとは限らない。 ラストで途方に暮れる藍の姿、他人事とは思えなかった。

Posted by ブクログ

2024/06/07

前に読んだ「図書館のお夜食」とは全く違う。暗く重いお話し。でも、先が気になり一気に読み終えた。 全登場人物、全く共感出来ない。 読み終えた時の後味の悪さ。 でも、嫌いな本ではない。

Posted by ブクログ

2024/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原田ひ香さんこんな恐ろしい本もお書きになるんですね~。いや〜怖かったです。 主人公は離婚して実家に戻ってきた藍。男性にだらしのない母親とお金にがめつい祖母が暮らしていた家の汚さといったらもうテレビに出てくるゴミ屋敷以上ですね。悪臭に目眩がしそう。 そんな藍に優しく手を差し伸べてくれたのが隣の美代ちゃん。でも美代ちゃんには恐ろしい秘密があったんです。 年金や生活保護費の不正受給といった社会問題を提起しているけれどやっぱり美代ちゃんの家が怖すぎました。絶対あの部屋には入れません! タイトルのDRYの意味はまさかのそこから?これまでの原田さんの作品は美味しそうなメニューが登場して食欲がわいて仕方なかったけれど、この作品に限ってはすぐに食事をする気になれませんでした。

Posted by ブクログ

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