おおかみのこがはしってきて 北の大地の物語

寮美千子(著者), 小林敏也

• 販売会社／発売会社: ロクリン社
• 発売年月日: 2019/01/18
• JAN: 9784907542665

商品レビュー

2023/03/12

息子8歳6か月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。

〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯

〈子〉
読んだ◯
何度も読む(お気に入り)
その他

「えらい」という言葉の意味。
アイヌの言葉を訳して「えらい」としているが、直訳すると「霊力や巫力が強い」という意味なのだそうです。

本文を読んでいる間はこの「えらい」を文字通りとっていたため、地上でなにが一番えらいのか、という内容かと思っていましたが、そういう話ではないようです。
あとがきまでしっかり読まなければ。

2022/05/09

子どもの「ねえ どうして」に答えてくれるお父さん。
アイヌの人たちに伝わる早口言葉をもとにつくられた絵本とのことです。
よかったです。

最後にお父さんが
つるんところぶところも(笑)

2020/01/19

それはにんげんがえらいからだよ。やまのきよりちょっとだけ。
ほかはみんなずーっとえらいのに、にんげんだけはちょっとだけ。
えらいはつよいとちがう。
アイヌのえらいは強さだけとは違う、その人を護るカムイの力が強いからだと、
こういう何よりも何が強い、という話はよくあるのだけれど、つよさの話とちょっと違う、考えさせられる。