商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2019/01/23 |
| JAN | 9784065143056 |
- 書籍
- 文庫
魍魎桜 よろず建物因縁帳
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魍魎桜 よろず建物因縁帳
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商品レビュー
4.1
23件のお客様レビュー
5作目。土壌改良の為の工事中にザルガメに入った人骨を掘り出した。地滑りに悩まされたその土地に残る伝承には旅の坊さんを人柱にしたと言う。それと時を同じくし老婆の霊が工事に関わった人や村人に祟りだす。人骨と老婆の因縁、壮大に樹齢八百年を超す魂呼び桜を曳く仙龍。もの悲しくも満開に咲く桜...
5作目。土壌改良の為の工事中にザルガメに入った人骨を掘り出した。地滑りに悩まされたその土地に残る伝承には旅の坊さんを人柱にしたと言う。それと時を同じくし老婆の霊が工事に関わった人や村人に祟りだす。人骨と老婆の因縁、壮大に樹齢八百年を超す魂呼び桜を曳く仙龍。もの悲しくも満開に咲く桜、散りゆく桜に切なさが込み上げる。実際に人柱の話は全国各地に伝承として残っている。地滑り以外にも堤防や池などの決壊など実際にあったのでしょう。物語的には仙龍の、いや隠温羅流の因の核心にせまりつつある。次巻以降が楽しみです。
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土地を支えていた人柱を、偶然ミイラの状態で掘り出してしまう。 発掘した者たちに続く不幸。 それは人柱にされた僧侶であり、村長の娘との悲恋がその背後にあった。 古い建物や土地に残る「歪み」は、見えないまま今も息づいている。 襖の幅が少し広い、畳の縁が合っていない。 その小さな違和...
土地を支えていた人柱を、偶然ミイラの状態で掘り出してしまう。 発掘した者たちに続く不幸。 それは人柱にされた僧侶であり、村長の娘との悲恋がその背後にあった。 古い建物や土地に残る「歪み」は、見えないまま今も息づいている。 襖の幅が少し広い、畳の縁が合っていない。 その小さな違和感の裏には、もしかすると人の思いや怨念が、まだ沈んでいるのかもしれない。 この話を読んでいて思い出した。 不動産屋で管理していたマンションの一室、襖の幅がなぜか1.5倍あって、そこに入るたびに息苦しさを覚えたことを。 そしてある日、点検に立ち寄ると押入れの襖が空いていた。空気の入れ替えでもしたのかと、襖を閉めようとした時、天井板が三角形にずれているのを見つけた。もちろん部屋から飛び出した。 まだ、青かったな。 あの部屋にも、知らない誰かの物語があったのかもしれない。
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