商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2019/01/11 |
JAN | 9784576190006 |
- 書籍
- 文庫
しらしらと水は輝き
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しらしらと水は輝き
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
ふと入ったギャラリーにあった、己が描かれた絵。 突然自分が死んでいるような状態の絵に出合ったら。 非常に怖いですし、言いようのない不安があります。 一体誰が描いたのか、どうして飾られていたのか。 描いた人間を追っていくと、少しずつ 謎が分かっていくのですが、ジャンルが謎です。 ...
ふと入ったギャラリーにあった、己が描かれた絵。 突然自分が死んでいるような状態の絵に出合ったら。 非常に怖いですし、言いようのない不安があります。 一体誰が描いたのか、どうして飾られていたのか。 描いた人間を追っていくと、少しずつ 謎が分かっていくのですが、ジャンルが謎です。 最後の方になると、さらにジャンルが謎になります。 普通の恋愛絡みかと思ったら、ちょっと不思議方向へ。 恋愛、ではあったかとは思うのですが…。
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※このレビューにはネタバレを含みます
そこはかとなく漂う主人公のクズ臭にたまに苛つくのだが、物語としては面白かった。一応、相手は女の子なんだな、とは思うものの、眼中になく存在すら忘れていた相手ならいっそ男子の方がよかったのでは、と思わなくもない。そうなるとレーベル違ってしまうけど。 ラストでいきなり出てきたホラーファンタジーは唐突過ぎて、ミステリーっぽいのが一気に崩れたのが残念。
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モデルになった覚えもないのに自分を描かれた絵が出てきて、最初はホラーのような怖さもあり、段々その謎に迫るミステリのわくわくも出てきたところで、最終的には全てのクリエイターに捧げる祈りとも激励とも取れる話へと変わる。 自分の中の熱量に聞いて、手抜きも誤魔化しもないものだと判断できたら、例え下手であっても傑作だというあの考え方はクリエイターの方には、これ以上ない後押しになるのではないだろうか。 唐突な女神の登場=ファンタジー要素には戸惑いはしたし、あれ以上の説明はなかったけれど、主人公の彼の視点からは、ここまでが精一杯かなと思う。 ので、彼女視点からの物語も読んでみたい。 彼女の願いを受けて「目覚め」た主人公のこれからの歩みを、今はただ素直に祝福したい。
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