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禁忌 創元推理文庫
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禁忌 創元推理文庫

フェルディナント・フォン・シーラッハ(著者), 酒寄進一(訳者)

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禁忌 創元推理文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2019/01/12
JAN 9784488186050

禁忌

¥880

商品レビュー

3.6

13件のお客様レビュー

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2024/04/27

私の頭が悪すぎて、全てを理解するのは無理でしたが、今までのシーラッハの作品にも通じる、一貫した「罪とは?」「犯罪とは?」という問いかけが、波のように押し寄せる1冊でした。 奥深い。 日本の読者のみなさんへ、が、良寛の一句から始まるとは思わず、嬉しいとの同時に、知識の深さに驚いた...

私の頭が悪すぎて、全てを理解するのは無理でしたが、今までのシーラッハの作品にも通じる、一貫した「罪とは?」「犯罪とは?」という問いかけが、波のように押し寄せる1冊でした。 奥深い。 日本の読者のみなさんへ、が、良寛の一句から始まるとは思わず、嬉しいとの同時に、知識の深さに驚いた。

Posted by ブクログ

2023/05/17

日本語版に寄せられた「日本の読者のみなさんへ」による、著者のメッセージーの中のーうらを見せおもてを見せて散るもみぢ 良寛ーの俳句。善悪二元論で語られる宗教とは違い、全てを内包する仏教。散りながら、裏とおもてさえもどちらが裏でどちらがおもてなのか?作品の中で語られながら、この俳句で...

日本語版に寄せられた「日本の読者のみなさんへ」による、著者のメッセージーの中のーうらを見せおもてを見せて散るもみぢ 良寛ーの俳句。善悪二元論で語られる宗教とは違い、全てを内包する仏教。散りながら、裏とおもてさえもどちらが裏でどちらがおもてなのか?作品の中で語られながら、この俳句では語り尽くせない人間の本質は、善悪さえも一体不ニの気がする。緑、赤、青と、全てが混じり合って、、、表紙の合成写真のように、、、。

Posted by ブクログ

2023/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

緑の章から赤の章に移った時、 あれ?っと思った。 なんか、どっか、読み落とした? 戻ってみたが、いや、ページは正しい。 突然の展開に戸惑いつつも、 単純なので ま、いっか と読み進める。 読み進めると、事態が理解できてくる。 なぜ、被害者がいないのに、彼は逮捕されたのか? それは、ある意味、拷問をすると脅して自白させたことと同じ理由か。 被告側の弁護士VS被告人を取り調べた刑事のやりとりは、圧巻。 なにを持って正義とするの。 正義とは何か。 正義と悪は表裏一体。 そして、真実とは何なのか? 216ページのピーグラー弁護士の言葉。 で、結局、 この被告は、自分の芸術作品のために、逮捕され殺人犯として交流され、裁判にかけられた の? すべては、自分の芸術のため? これは、すべて、彼の計画、演出だったって事? 平凡な、単純な、頭脳しか持たない私には、なかなかに理解できない事柄だけれど、 弁護士のピーグラーさんは、理解できたんだよね。 というか、彼だから理解できると思って弁護を依頼したということか。 まさか、それも計画? 一面からでは、何事も判断できない・・・

Posted by ブクログ

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