商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻戯書房 |
発売年月日 | 2018/12/21 |
JAN | 9784864881630 |
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エアスイミング
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
本読み会に参加した。 声に出して読むとさらにいいと思った。 7人で順番に読んだ。 この物語はイギリスの戯曲で1920年代に精神病院に収容された女性2人の物語。ふたりとも婚外子をもうけたことを理由に、あるいは男性的だという理由で。精神異常者とされた。 拘束される対象を19世紀に...
本読み会に参加した。 声に出して読むとさらにいいと思った。 7人で順番に読んだ。 この物語はイギリスの戯曲で1920年代に精神病院に収容された女性2人の物語。ふたりとも婚外子をもうけたことを理由に、あるいは男性的だという理由で。精神異常者とされた。 拘束される対象を19世紀に周縁化された女性にしぼってる。ミシェルフーコーの監獄の誕生まーえ読んだなぁ。 軽快な想像力でときどきらくすっと笑えるけど、私たちはそれを、上からはけしてみてはならないと思った。
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普段は戯曲を殆ど読まないのだが、本書はWebで見掛けて気になっていたもの。 精神病院に閉じ込められた2人の女性の会話劇。実際に上演する時のアプローチには色々あるだろうが、少なくとも戯曲を『読んで』いる限りは2人の間で完結している。 ジェンダー論やフェミニズム的な云々は解説にどっさ...
普段は戯曲を殆ど読まないのだが、本書はWebで見掛けて気になっていたもの。 精神病院に閉じ込められた2人の女性の会話劇。実際に上演する時のアプローチには色々あるだろうが、少なくとも戯曲を『読んで』いる限りは2人の間で完結している。 ジェンダー論やフェミニズム的な云々は解説にどっさり書かれているのでその辺はそっちに任せるとして、個人的に気に入ったのは、ある日、彼女たちが、己の老いに気付くシーンだった。舞台になっている女優は、このシーンでどういう表現をするのだろう?
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