商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 秀明大学出版会/SHI |
発売年月日 | 2018/12/20 |
JAN | 9784915855344 |
- 書籍
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小説は書き直される
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小説は書き直される
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この展示、行きました。本になっているのを知ったのと当時より知識が深まったので改めて気になり、読んでみました。 展示だと読みにくくて飛ばしてしまったところも本だと落ち着いて読めて良いと思いますし、展示をこういう形で残せるんだということも嬉しかったです。 印象的だったものは色々ありますが、文豪の原稿や原稿用紙についてあれこれ暴露した新聞記事が明け透けな書きっぷりで面白かったです。
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多くの作家達が作品制作時に文字と格闘した血と汗の痕たる原稿やその添削・改稿・修正跡、制作メモが図解されている。初稿から最終稿までの比較などが、大きい写真が多く掲載されており、分かりやすい。また、作家毎の筆跡の違いや、原稿用紙のデザインの差異が面白く、見ているだけで楽しい。
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「はじめに」で触れられてますが、日本近代文学館2017年度冬季企画展「小説は書き直される」を書籍化したもの。当時の展示資料、キャプションをほぼそのまま収録しており、この展示を見に行った当時、展示の面白さに興奮してあちこちメモした記憶がまざまざと甦ってくる程の素晴らしい再現度でした...
「はじめに」で触れられてますが、日本近代文学館2017年度冬季企画展「小説は書き直される」を書籍化したもの。当時の展示資料、キャプションをほぼそのまま収録しており、この展示を見に行った当時、展示の面白さに興奮してあちこちメモした記憶がまざまざと甦ってくる程の素晴らしい再現度でした! オールカラーで原稿、草稿、メモ等の資料の図版が収録されており、各作家の創作の軌跡を辿ることができます。さらに、それについての解説(キャプション)も充実。変体仮名などで読み辛いものは翻刻までしてあって至れり尽くせりです。 はじめにで謳われている通り、まさに「持ち歩ける文学展」です。(あちこちの文学館所蔵の資料が一堂に会しているし、いろんな文豪取り扱ってるしでお得感満載) 個人的に収録されて嬉しかったのは、二葉亭四迷の「平凡」の資料一式と、佐藤春夫のあのビアズリーのイラストを使ったオリジナル原稿用紙の収録ですね。 参考までに目次だけだとどれだけ文豪が取り扱われているかわからないので、書き出してみました。(コラムだけちょこっと登場みたいな人も含む) 島崎藤村、谷崎精二、芥川龍之介、堀辰雄、井上靖、夏目漱石、遠藤周作、樋口一葉、二葉亭四迷、泉鏡花、尾崎紅葉、高浜虚子、鈴木三重吉、石川啄木、織田作之助、宮沢賢治、佐藤春夫、中島敦、高見順、上司小剣、伊藤整、谷崎潤一郎、三島由紀夫、太宰治、森鴎外、井伏鱒二、林芙美子、川端康成、大岡昇平、小林多喜二、横光利一、坂口安吾、原民喜、松本清張、志賀直哉 以上です。
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