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聞き手行動のコミュニケーション学 龍谷大学国際社会文化研究所叢書
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聞き手行動のコミュニケーション学 龍谷大学国際社会文化研究所叢書

村田和代(編者)

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聞き手行動のコミュニケーション学 龍谷大学国際社会文化研究所叢書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ひつじ書房
発売年月日 2018/12/28
JAN 9784894769359

聞き手行動のコミュニケーション学

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2021/12/27

 近ごろ、「伝える力」と同じかあるいはそれ以上に「聞く力」が求められている風潮を感じます。しかし、そもそも聞くとはどのような行為なのか、深く考えたことがある方は少ないのではないでしょうか。本書は、言語・社会・人類学的な分析観点から聞く行為に迫った14名の著者による論文集です。いず...

 近ごろ、「伝える力」と同じかあるいはそれ以上に「聞く力」が求められている風潮を感じます。しかし、そもそも聞くとはどのような行為なのか、深く考えたことがある方は少ないのではないでしょうか。本書は、言語・社会・人類学的な分析観点から聞く行為に迫った14名の著者による論文集です。いずれの論文でも実際の言語データ(多くは会話データ)を扱い、聞く行為の実態や聞く行為がもたらすコミュニティの変容を明らかにしようとしています。  例えば、「複数のグループに分かれて話しているときに、隣グループの人が会話に途中参加してきた」といった経験は多くの人がお持ちだと思います。それでは、その途中参加者は、どのように自分とほかのグループの話を聞き、どのようにして途中参加していたのでしょうか(横森論文)。ほかにも、初対面の会話(井出・ブッシュネル論文)や友人間の愚痴の会話(釜田論文)といった日常的な場面だけでなく、市民の話し合い会話(村田論文)や被疑者取り調べ調書(片岡論文)などの特定場面を対照することで、多様な「聞く」が描かれています。  ことばを使うことが「話す」に限らないことを教えてくれる一冊です。談話・会話・ディスコース分析に興味がある方や、ことばから社会の一端を知りたいと思う方はぜひ手に取ってみてください。 (ラーニング・アドバイザー/文芸・言語 SAKAI) ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/3786532

Posted by ブクログ

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