商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2018/12/13 |
JAN | 9784575521696 |
- 書籍
- 文庫
贅肉 新装版
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贅肉 新装版
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
「贅肉」だけ既読だったけれど、どんな人でも加害者になるし被害者になる、たまたま今回のパターンではこうだっただけで次の瞬間には変わっているんだな…とつくづく感じました。 面白かったです。登場人物たちの心はドロドロしてるんだけど、小池さんの文章だと気持ち悪さや醜さを感じず、薄気味悪さ...
「贅肉」だけ既読だったけれど、どんな人でも加害者になるし被害者になる、たまたま今回のパターンではこうだっただけで次の瞬間には変わっているんだな…とつくづく感じました。 面白かったです。登場人物たちの心はドロドロしてるんだけど、小池さんの文章だと気持ち悪さや醜さを感じず、薄気味悪さのほうが強い。悪意も。 「贅肉」が改めて心に残ります。ラストの一文が良いです。 「ねじれた偶像」も好き。この5人の今にも崩れそうなギリギリの関係がたまりませんでした。
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作品紹介・あらすじ 才色兼備の姉と正反対の妹。しかし姉は、母の死、恋人との別離から過食に走り、見るも無惨な姿に変貌していく。そんな姉の世話をする妹は──(「贅肉」)。平凡な人間の、ほんの少しの心の揺らぎが、事件の加害者になったり被害者になったりする。そんな日常に潜む恐怖を描く傑作...
作品紹介・あらすじ 才色兼備の姉と正反対の妹。しかし姉は、母の死、恋人との別離から過食に走り、見るも無惨な姿に変貌していく。そんな姉の世話をする妹は──(「贅肉」)。平凡な人間の、ほんの少しの心の揺らぎが、事件の加害者になったり被害者になったりする。そんな日常に潜む恐怖を描く傑作サスペンス集! 初めて読む小池真理子。 「怖い」というよりも「嫌な話」という印象が強かった。 「ねじれた偶像」は都合よすぎな感じがしたけれど、残りの作品はちょっと間違えると自分も体験しそうな内容。特に「どうにかなる」はかなり身近な嫌な話だった。
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購入済み 2022.07.18.読了 初読だが、結構古い作品だった。 1997年2月に刊行された短編集。 10年くらい前に小池真理子さんの作品をたくさん読んだものだが、『沈黙のひと』を読んだのをきっかけにまた最近ハマって読んでいる。 小池さんの文章が本当に好きだし、彼女の言葉...
購入済み 2022.07.18.読了 初読だが、結構古い作品だった。 1997年2月に刊行された短編集。 10年くらい前に小池真理子さんの作品をたくさん読んだものだが、『沈黙のひと』を読んだのをきっかけにまた最近ハマって読んでいる。 小池さんの文章が本当に好きだし、彼女の言葉がとてもからだに馴染むし心に沁みる。 本作は軽く手に取って読むのにちょうどいい。毒を含んでいるがあまり重くない。ミステリーなのかな?ホラーなんかな。 でもやっぱり長編が好きだな。小池さんの長編は本当に夢中になって読んでしまう。毎夜、読書の時間が楽しみになる。
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