衣裳術 新装版

北村道子(著者)

• 販売会社／発売会社: リトル・モア
• 発売年月日: 2018/12/10
• JAN: 9784898154816

商品レビュー

2021/02/16

どの衣裳も、衣裳そのものが美しいだけじゃなく、着ている役者さんにくっきりとした輪郭を与えていて、いつまでも眺めていたくなる。どうしてかな。うっすらと土埃の匂いを感じる。布目の手触りも。
北村さん、勇ましくかっこいいなあ。
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2020/09/26

筆者も語る、映画は総合芸術。衣装に限らず、美術・照明・小道具・撮影・脚本そして演者と演出、様々な表現から観客は世界を派生させる。そして一人ひとりの解釈によって映画は帰着する。ものの見方は一つではない、難解を解説されてもそこに感動はない。"衣装術" という手段によって物語が芳醇になる喜びを楽しみましょう。情報の答え合わせではなく、情感を語ることに身を委ねることを満喫しましょう。

2020/03/01

素晴らしい。クリエイターのありかたとしてとても共感し自らを反省します。

小遣いを貯めて旅に出ろ

大人も子供も関係なく自分の家から出かけることは旅

桜が綺麗だと思ったらずっとみていなさい

注視すること
見ることは一番意味がある

裸でもいいのになぜ人は布を降り纏うのか
本来裸で良いものを服を一枚プラスすることの意味はなにか
身体論

いまのこは遊びが足りない

道　タオイズム
自分の職業としてもつべき道

建築学と服は密接な関係を持つ

衣装作りは自分の経験からしかできない

独自のトーン
焼き増しじゃないもの

子供に童話はかけない
映画は総合芸術
だから徹底的に世界の作品　建築
あらゆるものを勉強してる
イランの世界の端っこから
いろんな国の資料を見る
時間があれば美術館に行き
映画三本立てをみる
毎日のようにやっている

監督はコンダクター

わたしにとってのアートは
生きていく上で何か失って
それを支えてくれるもの

服の着方でブルジョアにもコジキにもなれる
服は武器で人生そのもの

知覚したときそこで終わってはいけない
変わらなければ　
変わることはものすごく大事