商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2018/12/04 |
JAN | 9784167911980 |
- 書籍
- 文庫
考証要集(2)
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考証要集(2)
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
時代劇ファン必携の書第2弾。2018年末の刊行なので、大河ドラマなら「おんな城主直虎」や「西郷どん」、朝ドラは「あさが来た」「べっぴんさん」などかなり最近の作品にも触れられているのがうれしい。作品名は出していないが某大河ドラマでロシアンルーレットをやってしまったのはまずかった、...
時代劇ファン必携の書第2弾。2018年末の刊行なので、大河ドラマなら「おんな城主直虎」や「西郷どん」、朝ドラは「あさが来た」「べっぴんさん」などかなり最近の作品にも触れられているのがうれしい。作品名は出していないが某大河ドラマでロシアンルーレットをやってしまったのはまずかった、など必ずしも考証に従って脚本を変えられるわけではないのだとわかる裏話が面白い。また、昔の人の美しい言葉遣いや、日常的に使われている語句が日本語として正しい用法かどうかも学べるし、根拠となる参考図書が山ほど紹介されていてとても得るものが多い本。 特に「若手のディレクターが昭和40年代の映像を見ていて、駅改札の鋏の音の正体がわからなかった」というエピソードが面白かった。そして古来の建築物や伝統芸能などよりも、戦時中の風俗や帝国陸海軍に関わることの方が知っている人が少なくなっており、資料として残していくことに大きな意義があるという著者の指摘に深く共感した。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ドラマはあくまでフィクションだとわかっているからこそ、その世界を丁寧に作り込んで欲しいと思う。 著者がこれほどまでに注意を喚起しているのに、時代考証に疑問を抱いてしまうようなドラマがNHKにも時折ある。 出版社に校閲部があるように、テレビ局や映画・ドラマの制作会社には時代考証の専門家を置き、更新を育てなくてはいけないのではないかと思うのだけど。 漠然と本を読んでいても、時代考証というのは全然身につかない。 私が読んだことのある本も何冊かが考証のタネ本になっているけれど、時代観なんてまったく気にしたことなかったもんなあ。 というか、昭和の世相がもうわからない。 大体40年代に流行ったもの、とか、50年代にできたものと言われれば「そうなのか…」と思うしかない。 北海道という地域性ゆえ、都会よりブームが遅れてくるのもあるのだろうけれど。 「~だわ」「よくってよ」などの女性言葉は下品な言葉遣いとされていたのだそうだ。 普通に「です」「ます」で話した方が上品だそうだわよ。 一か所だけ。 「的を得る」という言葉遣い。 この手の本でこの過ちはまずいと思う。
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NHK時代考証資料第2弾! 書店に並べられているのを見て即購入。前作同様に五十音順に事物を解説。それぞれの時代で注意すべきところが、まだまだ沢山ある。現代の道具立てで製作するドラマ等にリアリティを持たせるのは大変だな~
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