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THE LAST GIRL イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語
1,980円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東洋館出版社 |
| 発売年月日 | 2018/11/30 |
| JAN | 9784491036175 |
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THE LAST GIRL
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THE LAST GIRL
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商品レビュー
4.3
35件のお客様レビュー
ISIS下でヤズィディ教の女性が置かれている状況を追体験するような本。紛争下における武器としての性暴力の残虐さには、同じ人間の仕業とは思えず思わず涙が出た。良い意味でも悪い意味でも日本が平和(平和ボケ)していることを実感させられる。 日本の”なんちゃってフェミニスト”に辟易するこ...
ISIS下でヤズィディ教の女性が置かれている状況を追体験するような本。紛争下における武器としての性暴力の残虐さには、同じ人間の仕業とは思えず思わず涙が出た。良い意味でも悪い意味でも日本が平和(平和ボケ)していることを実感させられる。 日本の”なんちゃってフェミニスト”に辟易することもあったが、ナディアの体験を読んでいると、やはり男性が持つ女性への蔑視、軽視が、女性を”モノ”として扱い、レイプを賞与とする信じられないシステムを機能させてしまうことを改めて感じた。女性として生まれ、先進国の中ではジェンダー指数の著しく低い国日本で育った身として、改めてジェンダーへの問題意識を強く持つ必要を感じた。私たちは傍観者ではなく当事者であるべきだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第一部の幸せな日々、 しかし常に脅威に晒されるイラクという国家、 不穏な事件、暗転、 第二部は辛すぎて部分的にしか読めず、 逃亡に成功し、 第三部で脱出叶い、母と似た人を見た瞬間で 読み溜めてきた感情が、私もナディアと一緒に放出されるかのようだった。 脱出を助けてくれたナーシル、その家族の善行。 そしてエピローグ。テロリスト達に対する絶え間ない戦いを続ける、勇気あるナディア。 本当にこんな残酷なことができる人間がいるんだ、 宗教って利より害の方が人類にとって大きかったのではなかっただろうか。 日本人には、どれだけ語られても本質的な意味でどの宗教のことも理解できないと思う。 人種、民俗、住んでいる国家や周辺国家の征服者によって 人間たちの都合のいいように作られてきたもののように思えてしまう。 性善説、性悪説はどちらも信じない。 やはり人間、生まれ持った中身と環境の問題だ。
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イスラム国ISISに拉致され強制的に奴隷として売られた20代女性の自叙伝。彼女自体はISISから逃げることができ、今は人権活動家。2018年にノーベル平和賞受賞。 イラク、と隣国シリアで起こっていること、信じる宗教の違いで平和が維持できないことなどか苦しいほどわかる。ほぼほぼ単...
イスラム国ISISに拉致され強制的に奴隷として売られた20代女性の自叙伝。彼女自体はISISから逃げることができ、今は人権活動家。2018年にノーベル平和賞受賞。 イラク、と隣国シリアで起こっていること、信じる宗教の違いで平和が維持できないことなどか苦しいほどわかる。ほぼほぼ単一国家の日本にいるとなかなか理解は難しいところかなと思う。 イラクは様々な宗教と人の集まっている国(クルド人、シーア派ムスリム、スンニ派アラブ人、他にも沢山の少数派集団がいるらしい)。彼女はヤズィデイ教信者なのだが、この宗教で信じられている大天使(神の使いね)タウセメレク(孔雀)が、コーランに出てくるイブリースという悪魔に姿が似ているということで多くのイラク人がヤズィデイ教信者へのジェノサイドを正当化するのに利用されている理由の一つとなっている。実に酷い話。 この本を読むことで中東での宗教問題と、その対立の深刻さ、マイノリティに対する迫害など、そして皆各々自分の宗教を愛している事が今までより理解できた。 彼女が説明しているヤズィデイ教の事を記している章はとても美しくて聖地巡礼などまるでファンタジ-のよう。けっして邪悪などではない。がしかし、その一方で女性の権利が著しく低く感じるし、例えば不貞を犯した女性は死に至るまで投石されたり、親族の手によって殺されたりしている。まだまだジェンダーレスには遠い世界も世の中にはごまんとあるのだ。 読後改めて思うのは、自分の「当たり前」が世界の「当たり前」ではないということ。読み書きの教育を受けられない人がいる。極貧の人がいる。単一宗教信者で構成される村がある。宗教を理由に大量虐殺が起こる。女性の権利が低い。今の世の中にある現実だ。
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