商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2018/11/21 |
JAN | 9784575241310 |
- 書籍
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らんちう
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らんちう
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商品レビュー
3.9
20件のお客様レビュー
ミステリーとして、ある意味自己啓発本として、無駄のない美しい文章と思います。ただ、一番のハイライトは筆者の後書きかもしれないと思うと本当にやばい作家が出てきたと思うよね、、、
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なんか、クドい。初めて読む作家さんだが、良くも悪くもねちっこい(それが持ち味なんだと思う)。とある旅館で総支配人が従業員6人から殺害される。その6人の取り調べといったテイで話は進むが、そもそもこのインタビュー形式が苦手なので読むのが辛かった。そして黒幕がバレバレなのがイマイチだし...
なんか、クドい。初めて読む作家さんだが、良くも悪くもねちっこい(それが持ち味なんだと思う)。とある旅館で総支配人が従業員6人から殺害される。その6人の取り調べといったテイで話は進むが、そもそもこのインタビュー形式が苦手なので読むのが辛かった。そして黒幕がバレバレなのがイマイチだし延々と続く取り調べの域を超えた1人語りにも辟易。ただオチの皮肉は効いていてそこだけはニヤリとしてしまった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
初めから犯人が分かっている。 この段階からどう展開していくんだろうかと興味を覚えた本。 構成は、犯人6人の供述と、関係者の振り返りとなっていた。キーワードは、社畜・マインドコントロール・自己啓発セミナー・グロテスク・貧困層・真面目・不真面目だろうか。 犯人6人は一人を除いて30代20代と若い世代だった。それぞれのバックヤードからくる考え方の違いか面白かった。若さゆえの無知蒙昧。唯一の60代の犯人は、犯行を止めようとするなど、常識的な面もあったが、自身の恨みのためか、年による視野の狭さのせいか、犯罪に手を染める。この60代の葛藤をもう少し知りたかった。 キーパーソン2名 純子。 自分がどういうふるまいをしたら、どんな印象を持たれるのか、そんなことも考えていたんだろうな。そんな描写は書かれていなかったけど。黒い部分が面白かった。 鐘崎祐介 マインドコントロールにかからなかった人。どうしてマインドコントロールにかからなかったのか、気になるところ。手法を知っていれば引っかからないのだろうか?不真面目さが、大切な気がする。この人の部分だけ2度読みしたい。
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