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モスクへおいでよ ノンフィクション・いまを変えるチカラ
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モスクへおいでよ ノンフィクション・いまを変えるチカラ

瀧井宏臣(著者)

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モスクへおいでよ ノンフィクション・いまを変えるチカラ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小峰書店
発売年月日 2018/11/12
JAN 9784338321020

モスクへおいでよ

¥1,650

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2019/03/04

イスラームについて知る、ということをめざした書籍は過激派のテロが増える中で多く出版されています。 イスラームの歴史や文化を紹介するものや、過激派を生み出すことになった背景を世界史の観点から紹介したもの、クルアーンに記されているイスラームの教えを解説するものなど様々です。 本書は...

イスラームについて知る、ということをめざした書籍は過激派のテロが増える中で多く出版されています。 イスラームの歴史や文化を紹介するものや、過激派を生み出すことになった背景を世界史の観点から紹介したもの、クルアーンに記されているイスラームの教えを解説するものなど様々です。 本書は、日本人のイスラム教徒である、下山茂さんの体験(半生)を追いながら、イスラームとはどういったものなのか、また宗教とはどのようなものなのかを中高生にもわかる平易な文体で紹介しています。 p.14の 「イスラーム=テロという偏見が広がっていますが、イスラームという言葉には平和という意味が含まれています。クルアーンのなかでも『ひとりの人間を殺すことは、全人類を殺したのと同じである』と教えています。イスラームをあらわす言葉として『右手にコーラン、左手に剣』とよく言われますが、これはヨーロッパでつくられた誤った見方です。日本人に本当のイスラームを知ってもらいたい。それがぼくの願いなのです」 という言葉や、p.118の 「日本人は、イスラームのことを知らないだけなのです。知らないままだと誤解や偏見が生まれ、イスラーム教徒に対する差別になる。だから、避けなければなりません。知ることによって、誤解や偏見はなくなっていきます」 という言葉にはリアリティがありました。 下山さんの半生からイスラームを見る、という部分については、多少は布教的でもありましたが、本全体を通してみると、日本人イスラーム教徒が紹介するイスラームの概略、という印象で、わかりやすかったと思います。 巻末には東京ジャーミィの見学ツアー(下山さんがガイドしてくれる)についての案内もあり、一度本当に見学して話を伺ってみたいと思いました。 

Posted by ブクログ

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