1,800円以上の注文で送料無料

前川佐美雄 二十世紀を力強く生き抜いた昭和の大歌人 コレクション日本歌人選072
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

前川佐美雄 二十世紀を力強く生き抜いた昭和の大歌人 コレクション日本歌人選072

楠見朋彦(著者)

追加する に追加する

前川佐美雄 二十世紀を力強く生き抜いた昭和の大歌人 コレクション日本歌人選072

1,430

獲得ポイント13P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 笠間書院
発売年月日 2018/11/09
JAN 9784305709127

前川佐美雄

¥1,430

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/08/21

昭和のモダニズム歌人、前川佐美雄のアンソロジー。奔放だがひ弱な青年が、伝統に根ざした歌人へと成長していく過程が短歌に現れている。「何といふ深いつぶやきをもらしをる闇の夜の底の大寺院」「おもひでは白のシーツの上にある貝殻のやうには鳴り出でぬなり」「春がすみいよよ濃くなる真昼間のなに...

昭和のモダニズム歌人、前川佐美雄のアンソロジー。奔放だがひ弱な青年が、伝統に根ざした歌人へと成長していく過程が短歌に現れている。「何といふ深いつぶやきをもらしをる闇の夜の底の大寺院」「おもひでは白のシーツの上にある貝殻のやうには鳴り出でぬなり」「春がすみいよよ濃くなる真昼間のなにも見えねば大和と思へ」「遠き日の朝がたなりし菜の花の一面に咲けばわれも生まれけむ」「夕虹は明るかりけり抱きあげてわが子に見しむ初めて見しむ」「いつしかに老がこころに入りそめて南瓜の花とわれとかなしも」「寒風の吹きすさぶ夜を唸りつつ樹樹はおのれの齢おもふらし」「天空の奥どはすでに秋なれば高度をあげし飛行音澄む」など

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品