- 新品
- 書籍
- 文庫
- 1224-08-01
ボクたちのBL論 河出文庫
990円
獲得ポイント9P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2018/11/08 |
| JAN | 9784309416489 |
- 書籍
- 文庫
ボクたちのBL論
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
ボクたちのBL論
¥990
在庫なし
商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
多様な視点からBLを探求する本書は、男性によるBL論という新鮮なアプローチで、読者を引き込む魅力があります。商業BLや二次創作を取り上げつつ、恋愛関係の捉え方や妄想の広がりについても触れられており、興味を持つ人々にとって理解しやすい内容となっています。著者のバックグラウンドや対談形式が生み出す知的な遊び心は、特に共感を呼び起こします。読者は、BLに対する自身の考えや感情を再考する機会を得ることができます。また、男性が語ることで、これまでにない視点が提示され、BLの受容がどのように広がったのかを考えさせられます。作品を通じて、BLというジャンルの奥深さや多様性を感じることができる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
著者らと同年代の男性として、なぜBLがひとつのジャンルとして書店の一画やVODの1カテゴリーをはれるほど一般に受け入れられたのかを知りたく取ってみた一冊。でも開いてみると、男性視点のBL論という非常にニッチな話題が対談形式で繰り広げられ、これはこれで面白いのだが、クリアな回答は得...
著者らと同年代の男性として、なぜBLがひとつのジャンルとして書店の一画やVODの1カテゴリーをはれるほど一般に受け入れられたのかを知りたく取ってみた一冊。でも開いてみると、男性視点のBL論という非常にニッチな話題が対談形式で繰り広げられ、これはこれで面白いのだが、クリアな回答は得られなかった。十人十色なのはわかるが、(腐)女子やゲイの視点もやはりほしい。 著者のバックグラウンドからアニメや映画(時代劇)の情報量が多く、ついていく持久力が途中できれそうになるが、少女漫画も読んできた、妄想癖もある自分としては、共感度は高めだった。視点を変えて観るというのは至極わかりやすい。 アニメ、やおい、同人誌からのBLは確かに納得ではあるが、映画ならモーリスやアナザー・カントリー、あるいは日本の芸能ならジャニーズや韓国ボーイズグループだったり、ゲイビ(淫夢)からのBLの道筋もあるのではないか、という当初に自分の問いには触れられてなかったみたいなので、続編に期待。出版当時から数年で状況もかなり変わっていて日本だけでなく、国際的に受け入れられるこの状況をもっと学問してほしい。 なおサンキューさんと春日さんはこの対談を読まれることで、自分たちもBL的消費をされることを承知のうえで自身の妄想をカムアウトしているに違いないので、ある意味、ごちそうさま。 想像は創造だ。
Posted by 
面白かったです。腐女子もBL好きも多種多様。テレビでたまにBL好きな人の話とか聞くと自分と全然違うのに腐女子はこうだ!みたいに言われてる気がして嫌だったのですが、この本では自分と違う意見も大前提に人それぞれが成り立っていたので気になりませんでした。そして納得できる部分もすごく多か...
面白かったです。腐女子もBL好きも多種多様。テレビでたまにBL好きな人の話とか聞くと自分と全然違うのに腐女子はこうだ!みたいに言われてる気がして嫌だったのですが、この本では自分と違う意見も大前提に人それぞれが成り立っていたので気になりませんでした。そして納得できる部分もすごく多かった、自分が何でBLにひかれるのか理解が深まった気がするし、なんかこれ読んでから平気で私BL好きだよって言える気になった。これきっかけで窮鼠は…買って読みましたが面白かったです。私も同級生あまり味しないタイプだったので。それと時代劇ベストカップルの新選組血風録の話、読んでるだけで泣けてきた、これ絶対やばいやつ。新選組血風録、何とかして見たいと思います。
Posted by 
BLを知らない男性向けのBL入門書。原著は2016年、文庫は2018年。 本書において「やおい」は次のように定義される。則ちそれは、世界を原作としてそこに個々独自の解釈を施すことで、世界をファンタジーへと改変しようとする、知的遊戯であると。その改変の仕方には、以下のふたつの約束...
BLを知らない男性向けのBL入門書。原著は2016年、文庫は2018年。 本書において「やおい」は次のように定義される。則ちそれは、世界を原作としてそこに個々独自の解釈を施すことで、世界をファンタジーへと改変しようとする、知的遊戯であると。その改変の仕方には、以下のふたつの約束事がある。 ① まず、ふたつの対象をキャラクタライズする。ただし、両者とも男性とする。なぜなら、女性と男性の組合せにしてしまうと、②でそこに設定することになる関係性が既存のジェンダーバイアスに引きずられたものになってしまい、さらにどうしても女性としてキャラクタライズした対象に女性である自己を重ねてしまうことによって、現実とは別個の世界として独立させたいファンタジーの中に現実世界の自己の影が不純物のように残存してしまうから。空想の世界を男性だけにしてしまえば、自己を透明な観察者としてそこから切り離すことが可能となり、それをヨリ純粋なファンタジーとして楽しめるから。 ② 両者の間に何らかの関係性を設定する。ただし、両者は恋愛や性愛の枠組みにおいて解釈される。なぜなら、一般に多くの女性に共通の関心事項とされる恋愛や性愛の形式をとることで、女性同士でそのファンタジーを共有することが容易になるから。 サンキュータツオによると「BL」「やおい」は日本人女性による発明だそうだが、本書のなかでも指摘されているように、そこに在り得たかもしれない関係性の可能性をあれこれ空想する楽しみというのは、別に女性だけのものではなくて、男であっても自分のなかでさまざまな物語を妄想するときに同じようなことをして楽しんでいるのではないかと思う。尤も、そこに設定される関係性の多様さや精妙さには差があるかもしれないが。それでも、自分好みの関係性を対象に読み込むというのは、フィクションを楽しむ際の普遍的な営みではないかと思う。とするならば、男がポルノを消費するのと同じように女も性的欲求を満たすために「BL」を享受しているとする憶測は、必ずしも妥当ではないことがわかる。 かつて『ユリイカ2005年11月号=文化系女子カタログ』所収の速水筒「ひとでなしのゲーム」の文中に、「森羅万象はやおいだ」という強烈な一文を見つけ、そこで取り上げられていた「無機物やおい」という想像力の遊戯に驚かされたことがある。それ自体では無関係な個物の集合に、あたかも位相構造を導入するかのようにして、そこに関係性を打ち立てていく。この図抜けた想像力は、やはり面白いと思う。 しかし、そこに読み込まれるさまざまなキャラクターとその関係性とは、既に記号化されてしまっているものであって、所詮は既存の約束事の順列・組合せでしかないようにも思われる。この「既に囲い込まれてしまっている」という感じが、ひっかかる。約束事を共有している者同士でそれを確認し合って面白がっているという、それこそ約束事を踏襲しているだけのやりとり=「内輪ノリ」は、不毛なもののように感じてしまうが、部外者が口を出すことではないし、ひょっとしたら表現とその共有ということにおいては普遍的な光景であるといえるのかもしれない。 □ 後半、春日太一が自分の身体についてある個人的な告白をする興味深い箇所がある。確かにこれまで、一般に男性の身体性に関しては、男によっても女によっても、限定された仕方でしか語られてこなかったように思う。男性の身体には、当事者が知らずにいるだけで、ひょっとしたら未だ現実化されていない性愛上の可能性が潜在しているのかもしれない。
Posted by 
