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胎内都市 暗闇の世界にひろがる地下水道の迷宮
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 草思社 |
発売年月日 | 2018/10/22 |
JAN | 9784794223593 |
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胎内都市
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
恐らくは日本に唯一人の下水道写真家、白汚零氏の2nd写真集。 洞窟、地下、暗い穴蔵が好きだがどうも私は特に水路があるものに一層心魅かれるらしく、下水道もその対象である。 本は文字を読んでなんぼと思っているので、字の少ない写真集やイラスト集の類を購入する事はほとんどない。 本書もAmazon欲しいものリストに入れてはいたもののずっと購入を保留にしていたが書店で見かけて買うつもりはなくともなんとなく手に取ったところ、未知の迷宮への扉は開かれた。 バイオレットカラーに妖しくライトアップされた表紙写真に誘われそのままレジへ。 著者の手により様々な表情を見せる下水道。 時には鮮やかにライトアップされ、時にはモノクロ印刷で、煉瓦積みだったり、モルタルだったり、樹脂パネルだったり、狭いもの、広いもの、歴史を感じるもの、未来的なもの。 真っ直ぐなもの、曲がりくねるもの。 マンホール、ポンプ、沈殿池。 さらにそこを流れる雨水・雑排水・汚水、処理水、発生したバクテリア・白華、漏水跡。 管の中で反響する物音や声、汚水が勢いよく流れ落ちる音、はたまたぽたり、ぽたりと静かに水滴が落ちる音、 じっとりとした空気、またひんやりとした空気、汚水の底のぬかるみを、においを。感じないのに感じる。 非常に生々しく、五感に訴えかけてくるようだ。 とはいえ欲を言えば、著者自らのリアルな体験がもっとキャプションに書き留められていればよかった。(キャプションには場所と簡単な説明文が綴られている。) また、キャプションが最終頁に纏められているのは見辛かったので、各頁の端にあればよかった。 地域に偏りはなく国内の下水道が満遍なく紹介されている。 近くなら行ってみたい下水道もあるが通常入る事はかなわない。 私が知る限り、一般人が足を踏み入れる事ができるのは、ふれあい下水道館(東京都小平市)のみである。 そういった意味でも非常に貴重な写真である。 よいもの見せていただきました。 お気に入りは10.24.26.27.34.55.61.68.75(多過ぎ⁉︎)。
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写真の美しさ存在の主張も感じるが,まずここはどこだろうとか地下水道の写真を撮ることの大変さが気になった.
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怖くて不潔なのに、どこか美しい… こういうの見る度にオペラ座の怪人はこういうとこに潜んでたんか??と考えてしまう…
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