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走馬灯症候群
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走馬灯症候群

嶺里俊介(著者)

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走馬灯症候群

1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2018/10/17
JAN 9784575241228

走馬灯症候群

¥1,650

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2021/10/22

幼いころの記憶から順々に古い記憶を現在へとたどってくる夢。その夢が現在に追いついたときにその人が死んでしまうという不思議な現象の謎を追うホラー。しかもその現象は人へと感染していき、関わった者が急死することも。これは何かの病気なのか、それとも何者かの作為なのか。序盤はなかなかその正...

幼いころの記憶から順々に古い記憶を現在へとたどってくる夢。その夢が現在に追いついたときにその人が死んでしまうという不思議な現象の謎を追うホラー。しかもその現象は人へと感染していき、関わった者が急死することも。これは何かの病気なのか、それとも何者かの作為なのか。序盤はなかなかその正体が見えてこなくて、ぐいぐい引き込まれます。 「夢喰い」の正体がわかってからも、なかなかにスリリングな展開でした。どんどん現在に追いついてこようとする夢がまるでカウントダウンのように緊迫感を盛り上げ、咲元が助かるのかどうかにどきどきさせられます。そして、どのようにして「夢喰い」を退治するのかという部分でそれまでの伏線がぐっと生きてきた印象でした。そうか、だからこの時代だったのか。 少しばかり古い時代設定で、そうかこんな時代があったよなあ、と懐かしく思うとともに(現在だったらいろいろありえないげど、これが普通でしたよね)。作中人物の未来予想にはにやりとさせられたりもしました。そしてラストで示唆された「悪魔の数字」。……うん、それってある意味その通りですよね。

Posted by ブクログ

2019/09/21

序盤は道尾秀介のホラーミステリーに似た様な感じでしたが、徐々にSF感が強いミステリーに。 昔話や都市伝説が混じり合った様な、なかなか良く練られた現実の幻覚の境目が混乱を呼ぶ面白い話しでした。 読み終えて気付いたのですが、以前読んだ「星宿る虫」 と同じ作家さんでした。この作家さんの...

序盤は道尾秀介のホラーミステリーに似た様な感じでしたが、徐々にSF感が強いミステリーに。 昔話や都市伝説が混じり合った様な、なかなか良く練られた現実の幻覚の境目が混乱を呼ぶ面白い話しでした。 読み終えて気付いたのですが、以前読んだ「星宿る虫」 と同じ作家さんでした。この作家さんの小説、なかなか面白いくて読み易いので、他のも読んで見ようか(^^♪

Posted by ブクログ

2019/09/13

発想がおもしろい。死へのカウントダウンが夜ごとみる夢であり、それは最も古い記憶からはじまり、夢が現在に追いついた時命をおとすことになる。 個人的には前作の「虫宿る星」の方がインパクトが強かったかな

Posted by ブクログ

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