商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 而立書房 |
発売年月日 | 2018/10/10 |
JAN | 9784880594095 |
- 書籍
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昼は散歩、夜は読書。
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昼は散歩、夜は読書。
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
なぜこの本を読もうと思ったか。 それはもう、タイトルに惹かれたから。 理想の生活じゃあないですか、昼は散歩、夜は読書。 目次を見たら、ほとんどが社会学に関する本のブックガイド。 私の読書の参考になりそうな本なんてないじゃないですか。 これは失敗したなあと思ったのですが、読んでみ...
なぜこの本を読もうと思ったか。 それはもう、タイトルに惹かれたから。 理想の生活じゃあないですか、昼は散歩、夜は読書。 目次を見たら、ほとんどが社会学に関する本のブックガイド。 私の読書の参考になりそうな本なんてないじゃないですか。 これは失敗したなあと思ったのですが、読んでみたらとても読みやすくて、もともと興味がなかったわけでもない社会学、なんだか面白そうじゃありませんか。 ブックガイドで紹介されている本のなかでは、『モラトリアム人間の時代』と『結婚の社会学』と『1Q84』くらいしか読んでいないけれど、私より少し上の世代の人が時代が垣間見えて面白い。 『モラトリアム人間』とか『シンデレラ・コンプレックス』とか『ピーターパンシンドローム』とかはやったのよねえ。 だから、友達が買ったそれらの本を、借りて読んだものです。 ところが、社会学者としてのコラムを読むと、この日とちょっと違うかも、って思ってしまう。 ”実際は子育てと両立なんていう大変なことをしてまでも続けたいおもしろい仕事をしている人なんて少ないんですよね。多くの人は家計の補助、あるいは若干のやりがいのために仕事をするのであって、そういう人は無理してフルタイムで働きながら子育てしたいなんて思わない。” 男性が働き続けるときに、いちいち仕事のやりがいと子育てを天秤にかけないくらいには、自然と両立ができる環境がそろっていれば、もう少し働く女性は増えると思うんだけどなあ。 無理して働きたくない女性がいる程度には無理して働きたくない男性がいてもいい。 それで生活できるのなら。 無理してフルタイムで働きたくはないよ、無理しないでフルタイムで働ける道があるなら。 本当に少子化対策を考えるのなら、残業規制をしろというのには賛成。 っていうか、30年位前にワークシェアリングって言葉がはやったけど、結局残業はしなくても在宅勤務で仕事できるでしょ?みたいになっちゃって、思ってたのと違~う。 本来は、ふたりでできる仕事を3人で回すようにして、労働時間を短くして雇用を増やすって話だったはずなのですが。 ”人間のすべてのエネルギーを利益活動にのみ使わせるというのがおかしいんですね。そんなことを言ったら子供は育てられない。” そうね。 育児中は、すべてのエネルギーを子どもに吸い取られますからな。 体も頭脳もボロボロの状態でも、「だから女は…」という言葉を次の世代の女性(娘)が言われないように、仕事も頑張るわけですよ。 で、女は半人前、と。 ふざけるな!と言いたい。 そんな制度はたかだか150年前に薩長の田舎侍が決めたもの。 昔の日本の庶民は、家にいるほうが子供の面倒を見てた。 母親が外に働きに出るなら、父親は子どもをおぶって内職をしたり、作業場に連れて行って面倒を見たりとかしてたんだから。 著者は中学生の時、ソルジェニーツィンの『収容所群島』を読んだけど面白くなかった、らしい。 私の「読みたい本リスト」に長年入っているのだが。 だって中学生の時、ソルジェニーツィンの『イワン・デニーソヴィチの一日』を読んで面白かったから。 うん、『収容所群島』読もう。
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三浦展(あつし)著「昼は散歩、夜は読書。」、2018.10発行。私は、「朝は散歩、昼は読書、夜は早寝。」ですw。失礼しました。この本は、読書史、コラム集の2部構成です。読書史では、社会関係、都市関係の読本が記されてました。共読本なし、読んだ本では接点がなかったですw。
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『下流社会』で脚光を浴びた著者(郊外文化研究家)の読書史とコラム集。前半は、今後の社会、特に都市と地方の関係を考える上でヒントになる書物の読書ノート的内容。文庫や新書も多く、とっつきやすそう。後半は、Making of 三浦展 的内容。考現学の手法、visionary の大切さが...
『下流社会』で脚光を浴びた著者(郊外文化研究家)の読書史とコラム集。前半は、今後の社会、特に都市と地方の関係を考える上でヒントになる書物の読書ノート的内容。文庫や新書も多く、とっつきやすそう。後半は、Making of 三浦展 的内容。考現学の手法、visionary の大切さがわかる。散歩(体験)と読書(先行研究から得るインスピレーション)によって日本の未来が見えてくる。
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