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民主主義の死に方 二極化する政治が招く独裁への道
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民主主義の死に方 二極化する政治が招く独裁への道

スティーブン・レビツキー(著者), ダニエル・ジブラット(著者), 濱野大道(訳者), 池上彰

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民主主義の死に方 二極化する政治が招く独裁への道

2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2018/09/27
JAN 9784105070618

民主主義の死に方

¥2,750

商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

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2023/03/01

2017年のトランプ大統領の登場で、民主主義の危機を感じた著者らの思いが込められた本だが、フランコ、ヒトラー、ムッソリーニの時代から、マルコス、カストロ、ピノチェトを経て、プーチン、チャベス、エルドアンまでの事例から、正統な選挙で選ばれた人が、次第に変貌していく過程を精密に検証し...

2017年のトランプ大統領の登場で、民主主義の危機を感じた著者らの思いが込められた本だが、フランコ、ヒトラー、ムッソリーニの時代から、マルコス、カストロ、ピノチェトを経て、プーチン、チャベス、エルドアンまでの事例から、正統な選挙で選ばれた人が、次第に変貌していく過程を精密に検証している.アメリカ合衆国では憲法だけでなく、相互的寛容と自制心の二つの規範が長く踏襲されてきたことで、民主主義が守られてきたと総括しているが、トランプがそれを無視する行動を批判している.日本を振り返ると、大丈夫かなと感じることが多くなっている.

Posted by ブクログ

2022/04/29

世界的な民主主義の危機が起こっている。 合衆国憲法はなぜ守られているのか。 それは競い合う政党同士が相互的寛容と組織的自制心を持っていたから。 寛容と自制の規範は「やわらかいガードレール」として機能し党派間の闘いを避けるために役立ってた。

Posted by ブクログ

2022/02/11

本文より アメリカの民主主義がそれほど例外的ではないことに改めて気づかされた。アメリカの憲法や文化の中に民主主義の崩壊から国民を護ってくれる特別なものは何もない。 内戦(南北戦争)の後に立憲主義が復活すると共和党と民主党の指導者たちは新たな規範と慣習を築き上げた。 それらの規範、...

本文より アメリカの民主主義がそれほど例外的ではないことに改めて気づかされた。アメリカの憲法や文化の中に民主主義の崩壊から国民を護ってくれる特別なものは何もない。 内戦(南北戦争)の後に立憲主義が復活すると共和党と民主党の指導者たちは新たな規範と慣習を築き上げた。 それらの規範、相互的寛容、組織的自制心こそが一世紀以上にわたる政治的安定を支えることとなった。 しかしその安定は人種排除と南部における独裁的な一党支配という代償の上に成り立ったものだった。

Posted by ブクログ

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