商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2018/09/20 |
JAN | 9784087457919 |
- 書籍
- 文庫
スノーマン
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スノーマン
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
著者の作品は【二人の嘘】から二作目。 前作とはまた対象的な世界でした。肌が異様に白く若くて美しい犯人。色彩描写、風景描写、出てくる登場人物たちの際立ったキャラクター。世界観に惹き込まれました。真正面からの暴力、犯罪、悪。 どうして殺されなければいけなかったのか? どうして殺したの...
著者の作品は【二人の嘘】から二作目。 前作とはまた対象的な世界でした。肌が異様に白く若くて美しい犯人。色彩描写、風景描写、出てくる登場人物たちの際立ったキャラクター。世界観に惹き込まれました。真正面からの暴力、犯罪、悪。 どうして殺されなければいけなかったのか? どうして殺したのか? サイコパス系好きな私には好みでした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
たまたま写っていた写真の中の青年は美しい。 儚げで、何か抱えてるように写る。 いつしか彼はスノーマンと呼ばれるように。 SNSの中では、悪を退治してくれる存在だとか、ファンクラブができたり、情報番組では、彼の生い立ちに何か原因があるのではないか、遠藤と桐生は、彼は悪を察知する能力にたけているのではないかと想像する。 みながみな、勝手に彼の物語、殺す理由を語る。 何かあるのだろう、何かないとおかしいと。 桐生がスノーマンの父親から、彼の殺人について、そのときの顔について聞く。 自分の想像とかけ離れていて「嘘だ!」と叫ぶ。 そんなはずはないと思ってしまう。 純粋な「好きだから」何も言えなくなる瞬間。 さらに「欲望がたまってから、やった方が面白い」と、言う。 物語を求める、知りたい、納得したいをぶち壊す…。
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最後まで読むが、よくわからないところもあり、「二人の嘘」で感激した作者のものとして読んだが期待外れだったので、厳しい評価。
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