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一流ビジネススクールで教えるデジタル・シフト戦略 テクノロジーを武器にするために必要な変革
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2018/09/14 |
JAN | 9784478103128 |
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一流ビジネススクールで教えるデジタル・シフト戦略
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
デジタル・トランスフォーメーション(DX)に関心が強く本書を購入しました。読後の率直な感想としては、DXに関係するであろう事柄を実直かつ網羅的に説明している本だという印象です。まずデジタル技術の活用度合いについて、デジタル能力の高低、リーダーシップ能力の高低で4象限の分類を提示し...
デジタル・トランスフォーメーション(DX)に関心が強く本書を購入しました。読後の率直な感想としては、DXに関係するであろう事柄を実直かつ網羅的に説明している本だという印象です。まずデジタル技術の活用度合いについて、デジタル能力の高低、リーダーシップ能力の高低で4象限の分類を提示しています。両方高い企業は「デジタルマスター」、反対に両方低い企業は「初心者」です。この判定は企業の経営幹部に対するアンケート調査(自分の企業を自己評価する)からきていますが、本書によれば、デジタルマスターは同業他社と比較して売上高では+9%、利益率では+26%高いとのことです。興味深かったのは、デジタル能力だけが高い企業の場合、売上高は同業他社より高くなりますが、利益率はむしろ低くなるということ。つまり先端的なデジタル技術に手を出しすぎたり、各部署がバラバラにデジタル投資をしているため、コスト面で状況が悪化したということでしょう。 そのような状況説明ののちに、デジタル能力、リーダーシップ能力を細かく分解して、それぞれの能力をいかに高めていくべきかを、企業事例をベースに説明されています。このあたりの解説はよく言えば非常に丁寧なのですが、かなり退屈な個所や、「そんなにうまくいくわけがないだろう」と反発心を覚える個所もありました。第3部では「実践する」ということで、デジタル・シフトのための羅針盤なるものが紹介されていますが、似たような項目が複数回出てきたり、無理やり各項目の項数をそろえた感が否めないところもあり、正直あまり感銘を受けませんでした(頭に入ってきませんでした)。本書、丁寧に真面目に書かれた本という意味で良書だとは思うのですが、書かれていることは想定内の範囲であり、ハッとする気づきや分析の切れ味はほとんどなかったかもしれません。
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非IT 企業がデジタル変革を推進するためのプロセス、ポイントを解説。 ・デジタル技術を活用し、競合企業より優れた業績を上げている企業は、様々な業界・分野に存在する。このような企業を「デジタルマスター」と呼ぶ。 ・デジタルマスターは、次の2つの能力に優れている。 1.デジタル能...
非IT 企業がデジタル変革を推進するためのプロセス、ポイントを解説。 ・デジタル技術を活用し、競合企業より優れた業績を上げている企業は、様々な業界・分野に存在する。このような企業を「デジタルマスター」と呼ぶ。 ・デジタルマスターは、次の2つの能力に優れている。 1.デジタル能力:どんなテクノロジーを持つのか 2.リーダーシップ能力:いかにして変化を導くのか この2 つが組み合わさることで、明らかな優位性を築ける。 1.デジタル能力を構築、テクノロジー活用で、ビジネスのやり方を変える。顧客体験を変革する場合、以下の4つを組み合わせて行う。 ①顧客行動を理解し、顧客起点の体験を設計する。 ②デジタルに投資し、顧客との関わり合いを強化する。 ③顧客データをすべての顧客体験の中心に据える。 ④実際の体験とデジタル上での体験を結び付ける。 2.経営幹部が強力なリーダーシップ能力を発揮し、変革を進める。変革を成功させるためには、将来のデジタルビジョンが不可欠。描く際は、次の3 つの角度から検討する。 ①顧客との関わり合い方を見直す。 ②業務のオペレーションを再構想する。 ③上記2 つを組み合わせ、ビジネスモデルを見直す。 ・デジタル変革を阻む要因は、経営の慣性、つまり変化の必要性を感知し損ねることにある。 これを乗り越えるには、課題を認識し、自社の出発点を知り、ゴール地点を決めること。
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